鵜の岬温泉鵜来来の湯★★


有名国民宿舎の立ち寄り温泉

■概要

茨城県北部、日立市の北に鵜(う)の岬がある。小さな岬だが、ここにある鵜の岬国民宿舎が有名だ。国民宿舎のサービスはあまり良くないのが普通だが、鵜の岬は設備、サービスともレベルが高いと人気がある。

2001年4月に、鵜の岬の国民宿舎に日帰り温泉施設ができたと聞いて、行ってみることにした。岬の高いところに国民宿舎のりっぱな建物があって、さらに1段高いところに日帰り温泉施設「鵜来来(うらら)の湯」がある。



2階建ての1階は休憩室、2階は浴室、ホテルのような奇麗な内装だ。新しい公共施設だけあって、車椅子トイレ、エレベータ設置などバリアフリーになっている。浴室の構成は、大風呂、泡風呂、サウナ、水風呂、露天風呂がある。



■所在地

茨城県多賀郡十王町大字伊師605
TEL:0293−32−1126
FAX:0293−32−1127




■印象

寒い季節なので、浴室に湯気いっぱいでうまく写真が撮れないが、浴室の海側の壁が広いガラスになっていて明るく開放感がある。かけ湯をあびてさっそく露天風呂に行く。

露天風呂は建物のテラスあって、海に面している。塀があって、湯船からは海が見えないが、立ち上がって見ると、鵜の岬と太平平洋が見える。白い砂と松林がとてもあざやかだ。お湯はさらりとして透明で特徴は少ない。



内風呂のお湯は、残念ながらカルキ臭がかなりあって、せっかくの温泉がだいなしだ。冬場なので換気は少なく、浴室内はカルキ臭がこもっている。
掲示してある分析表によると、泉質はナトリウム硫酸塩・塩化物泉、源泉の温度は46度とある。塩素消毒で泉質に大きな影響があるかもしれない。

消毒が強すぎて泉質面では大きく期待が外れてしまった。しかしながら、新しくて清潔、バリアフリーにも気を使った施設だ。露天風呂からの太平洋の眺めが良いのもうれしい。休憩室がたくさんの人で埋まっているように人気は高いようだ。

■営業

営業時間 10:00−21:00(4−10月)
10:00−20:00(11月ー3月)
休館日 第1、第3火曜日
料金 1000円
平日800円

交通

常磐自動車道の日立北ICを降りて、国道6号線を北上する。鵜の岬の看板を見つけて右折してすぐ。日立北ICから車で8分程度。駐車場は広い。



2002年1月




蕎麦

インターネットで調べると、鵜の岬の近く、JR高萩駅によい蕎麦屋が見つかったので、少し足を伸ばして行ってきた。高萩駅からすぐ近く、駅前通りの左側に蕎麦屋「うらじ」がある。

大天もりそば(750円)がお勧めだ。 大天もりそばは普通の2人前以上ある。 腕いっぱいに持ち上げてもまだ繋がっているほど、蕎麦が長い。 腰があって、いいそばの味がする。 小さな皿に乗ってくる大きなてんぷらは、北洋の白身魚「おひょう」。 これもうまい。


 

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