土湯温泉中の湯★★★


水芭蕉の温泉郷


■概要

土湯温泉は福島市の南西、吾妻小富士の東麓にある温泉である。荒川の両岸に温泉旅館が並んでいる。中の湯は温泉街の中心部にある共同浴場で、荒川大橋のたもとにある。

中の湯はコンクリート造りの小さな建物である。屋根の上には温泉のタンクが置かれている。6、7人も入れば一杯になるような小さな浴室である。料金は近くの商店で入浴券を買うことになっている。



■所在地

福島県福島市土湯温泉町
TEL:024−595−2217
(土湯観光協会)



■印象

中の湯の向かいにあるお土産屋で入浴券を買って入る。湯船には熱いお湯がどんどん注がれているのでお湯は非常に熱い。手をつけるだけでもジンジンする。地元の人でも1分と入っていられないようだ。

注意書きを読むと、自分で水を入れて適温43度(これでも熱いが)にして入るように書いてある。遠慮しながら埋めさせてもらった。泉質は単純温泉、源泉は60.8度、PH7.3である。さっぱりとしたお湯だ。古くからの温泉地は熱いお湯が多いようだ。

浴室はもうもうと湯気が立ちこめているので写真はうまく撮れなかった。お湯から上がって、外の風にあたるとほっとする。地元名物の温泉玉子を食べた。

■営業

営業時間 6:00−22:00
休館日 火曜日
(祝祭日のとき翌日)
料金 100円
近くの商店で券を買う

交通

東北自動車道の福島西ICを降りて、国道115号線で南下する。福島西ICから15km程度。中の湯は温泉街奧の橋のたもとにある。
付近に駐車場がないので、車は少し離れた道路脇に置くことになる。



調査日:1999年3月


土湯こけし

温泉街をぶらぶら散歩するとお土産屋に「こけし」が置いてあった。いかにもこけしらしい素直な形だ。こけしは、ここは東北地方なのだと感じさせてくれる。のんきな雰囲気のたれ目でかわいい表情である。

温泉街の橋の脇にも大きなこけしが立っている。


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