間山温泉
ぽんぽこの湯★★★★


信州中野の展望温泉

■概要

信州中野は長野盆地の北にあって、志賀高原の入り口にある小さな町だ。千曲川の東岸の扇状地にある。間山温泉ぽんぽこの湯は町の中心から4kmほど南の山の中腹にある温泉だ。

ぽんぽこの湯は1993年に中野市で建てた保養温泉である。温泉の隣りは公園になっていて、間山温泉公園と呼ばれている。市内からバスも運行されている。



建物は大きな平屋で、入り口には信楽焼の狸の置物がある。浴室には展望がすばらしい風呂と、露天風呂がある。また、サウナと水風呂もある。そのほかに休憩用の大広間、食堂がある。



■所在地

長野県中野市間山956
TEL:0269−23−2686



■印象

受付のお嬢さんに「なぜ『ぽんぽこ』なんですか」と、たずねると、「『証城寺の狸囃子』からなんです。中山晋平の作曲した曲ですから。」と教えてくれた。そういえば中山晋平記念館があった。『ぽんぽこ』は中野市の郷土の誇りに関係していた。

露天風呂からの眺めはとにかくすばらしい。中野の市街と信濃の山が見渡せる。山の中腹にあるので、遮る物がなくすばらしい展望台だ。露天風呂のへりに体を預けて、ずっと景色を見ている人も多い。



浴室も窓が広く、ここからの眺めもすばらしい。お湯は、わずかに黄色い柔らかいお湯だ。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉、源泉の温度は45度程度である。かすかに昆布のような臭いがある。

眺めの良い温泉で、料金も安く快適だ。お勧めする。

■営業

営業時間 10:00−21:00
休館日 無休
料金 250円
入浴休憩400円

交通

上信越自動車道の信州中野ICを降りて、すぐ右折して中野市街中心部に向かい、長野電鉄の中野駅に行く。
中野駅から駅前の信号を右折、3つ目の信号を右折、さらに1つ目の信号を左折する。ぽんぽこの湯の看板をみつけて右折する。以後は緩い坂道を看板に従って登る。
駐車場は広い。



調査日:2000年2月

スロープなどがあって車椅子に対応している。


今回は志賀高原にスキーへ行った帰りに訪れた。ハイシーズンの志賀高原の寺子屋ゲレンデのパノラマ(87kB)もご覧下さい。

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