登別温泉夢元さぎり湯★★★ |
夢元さぎり湯は温泉街に温泉を供給している登別温泉(株)が経営している。1996年に改装されて設備は新しくなっている。2つの源泉風呂とジャグジー、サウナがある。 |
■印象 明るい受付で料金を支払って、階段を下りて地下の浴室に行く。明るい雰囲気なので地下にあることが気にならない。浴室は広く、大きな浴槽が並んでいる。 一番大きな浴槽はやや青緑色で薄く白濁した湯だ。鬼の形の湯口から、硫黄臭のあるお湯がどんどん流れ込んであふれている。やや熱めで温泉らしいお湯だ。 泉質は含硫黄−ナトリウム−硫酸塩泉(登別温泉1号乙泉)、源泉の温度65.8度、成分総計0.989g/kg。 もうひとつの源泉風呂は澄んだ明礬泉だ。泉質は含鉄−ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉(登別温泉24号泉)、源泉の温度98.2度、蒸発残留物6.83g/kg。 湯量が豊富でさすがに大温泉地の温泉銭湯だけはある。 |
■営業
■交通 |
■登別温泉 登別の語源はアイヌ語の「ヌプルペツ」(白く濁った川)である。古くからあった温泉だが、発展したのはそれほど古くない。江戸末期に地獄谷から硫黄採掘のため人が住み始めた。 明治になって、現在の登別温泉を代表する第一滝本館の先祖の滝本金蔵氏が温泉宿を開いたのが、温泉地の始まりだ。その後日露戦争の傷病兵の保養地に指定されから全国的に有名になった。 |
現在は北海道を代表する観光地として人気があり、温泉旅館はなかなか予約しにくい。 |
■地獄谷 |