新田温泉ユーランド新田★★★


福祉センターの大きな温泉施設

■概要

温泉王国の群馬県でも東部は温泉の少ない地域だ。現在は太田市に合併した新田町に大きな施設があると聞いて寄ってみることにした。新田温泉「ユーランド新田」は、正式名称を「太田市新田福祉総合センター風呂棟」という。

新田町の総合福祉施設として町役場の近くに2000年12月にオープンした。近くには太田市の新田総合支所、新田陸上競技場などがあって、新田町の中心部に造られた公営日帰り温泉だ。



広々とした敷地に横に長い建物が建っている。温泉に縁のなさそうなところだが、豊富な湧出量の温泉を掘り当てて施設が造られた。

建物は横に長い。正面左手は福祉センター福祉棟、右手が福祉センター風呂棟になっている。浴室は風呂棟の奥にある。公営施設らしい建物だ。



建物の左手に温泉スタンドがある。(100L100円)また、建物の正面に地場野菜の直売所がある。地元米の精米販売もしていて買って帰ったところ意外においしい米だった。

■所在地

群馬県太田市新田反町町831−3
TEL:0276−57−4126
FAX:0276−57−1115



■印象

浴室は和風と洋風がある。月ごとに男女を入れ替える。今回は洋風風呂に入った。浴室棟は八角形なのそれぞれので浴室は四角くない。窓が広く取られているので明るい。

左から中央にかけて大きな浴槽がある。右手に水風呂とサウナがある。残念ながら露天風呂はない。

浴槽の中央はジャクジー状になっている。浴槽の底は暗褐色なので一見色がついて見えるが、お湯は透明、かるく白濁して色はほとんどない。かけ湯をしてさっそく入る。

やや熱めにしてあって、かなりのツルスベを感じる。なかなか気持ちがよい。かすかに消毒臭が残っているがさほど気にならない。公共施設としては良いほうだろう。

盛大にお湯が注がれているが、溢れは少ないので循環だ。浴槽の左側は太い柱の陰になっているが、そこの湯口は鮮度が感じる。

源泉名は「やくしの湯」、泉質はナトリウム−炭酸水素塩温泉、源泉の温度48.7℃、成分総計1.67g。



上がり湯は白濁がよく分かる。ツルスベ感も強い。少しなめてみると、かすかに塩味がある。

休憩室は食事持込OK。地元のひとでにぎわっている。休日昼間にしてはさほど混んでいないので、案外穴場かもしれない。

■営業

営業時間 10:00−21:00(入館は20:30まで)
休館日 月曜日
(祝日のとき翌日)
年末年始
料金 500円(3時間まで)
超過1時間100円

交通

北関東自動車道の太田藪塚ICを降りて、県道315号線を南下する。5kmほど進んで新田大根町交差点で県道2号線にぶつかったら左折、2km走って交番消防署北交差点を右折、太田市役所支所を見つけると近く。駐車場は広い。すぐ近くに巨大なジョイフル本田がある。



調査日:2008年7月

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