二本木温泉二本木の湯★★★★


強烈な泡付きの炭酸泉

■概要

木曽御嶽山の信仰の町、木曽福島町から北西に8kmほど。開田高原に抜ける地蔵峠へ向かう旧国道361号線の途中に二本木温泉がある。

木曽福島市街の温泉では立ち寄りができなかったので、紹介してもらって二本木温泉に向かった。旧国道とはいえ道が狭くなって心細くなるころ二本木温泉に着く。



谷あいの傾斜地に平屋瓦屋根の建物がある。公営施設の割には、ひなびた雰囲気でなかなか感じがよい。道路の近くには温泉スタンドもある。

二本木温泉「二本木の湯」は木曽福島町の第3セクター「まちづくり木曽福島」が経営している公営日帰り温泉だ。



■所在地

長野県木曽郡木曽町新開6013−1
TEL:0264−27−6150




■印象

浴室にはいるとほんわかとした香りがたちこめている。浴槽は温泉成分で赤黒く染まっている。お湯はぬるめ、色は赤褐色ささにごり。半循環かけながしだ。

湯口付近は微細な泡で白く濁っている。近くに寄るとすぐに体にアワがつく。たいへんな泡付きで、暖かいサイダーの中にいるようだ。泡が体を伝わって登っていくのはくすぐったい。

お湯の香りはやわらかい金気臭、湯口のお湯は冷たい。飲んでみると鉄の苦味がする。


泉質は含二酸化炭素−カルシウム−炭酸水素塩冷鉱泉、源泉の温度12.9℃、蒸発残留物844mg、遊離二酸化炭素1924mg、湧出量214L(動力)常時加温、加水なし。



温めの湯に
ずっと浸かっていたい。浴後は肌が赤くなるほどはっきり効果がわかる炭酸泉らしい炭酸泉だ。


■営業

営業時間 10:00−19:00
休館日 木曜日
料金 600円

交通

中央自動車道の伊那ICを降りて、国道361号線を西に向かい権兵衛トンネルを通る。国道19号線に出て木曽福島に向かう。木曽福島の入り口の木曽大橋を右折して、国道361号線に入る。5kmほど行って、地蔵峠を越える旧道に入って3kmほど。駐車場は広い。木曽福島駅からバス便あり。



調査日:2006年5月

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