金沢温泉金鶏の湯★★★  


古い金山の公営温泉

■概要

茅野(ちの)市金沢は古くからの金山の町だった。戦国時代、武田信玄の時代から金を掘り始め、昭和の初めまで掘られていたそうだ。金の鉱脈が鶏の形なので金鶏金山と名づけられた。金鶏(きんけい)の湯の名前もこれから来ている。

甲州街道に沿って金沢の町があり、町の中央の街道沿いに金鶏の湯がある。
1996年にできた公営の温泉で、建物は和風の落ち着いたものである。内風呂とサウナがあるが、残念ながら露天風呂はない。



■印象


お湯はアルカリ性単純温泉、色は黄褐色である。以下クマコの感想。



中に入ると10時前だったせいか地元のおばちゃん達がほとんどだった。湯船では、おばちゃん達の井戸端会議ならぬ湯船端会議で大いに盛り上がっていた。どうやら話題は孫、嫁、そして病気の3つのようだった。この地域の方言(語尾に”〜ずら”)や独特のイントネーションは、耳にやさしく心地よく聞こえた。 きっとおばちゃんたちは温泉とおしゃべりでストレス発散しているのでしょう。まさしく裸のつきあいですね。



休憩室は畳の部屋と椅子席がある。露天風呂がなくて残念だが、清潔感がある温泉施設だ。 

■所在地

長野県茅野市金沢2316−1
TEL:0266−82−1503

■営業

営業時間 9:00−21:00
休館日 水曜日
祝祭日の翌日、年末年始
料金 400円

交通

中央自動車道の諏訪南ICを降りて、右折して国道20号線に出る。国道20号線を諏訪方面に向かい、3km程度のところに案内板がある。そこを右折してすぐ。駐車場は20台程度。



調査日:1999年2月

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