平湯温泉神の湯★★★★★  


平湯温泉発祥の湯

■概要

平湯は奥飛騨温泉郷で最も古い温泉で、湯量も多く有名な温泉である。平湯も信玄の隠し湯伝説の地である。

神の湯は平湯発祥の温泉といわれている。秘湯といった雰囲気で、人里から離れた山の中の温泉である。神の湯の奧には不動明王が祀られている。

入り口に番小屋がありそこで料金を払う。小屋から少し登ると男湯、さらにその上に女湯の露天風呂がある。



平湯の由来

平湯発見の由来は、こう伝わっている。そのむかし武田信玄が越中を手に入れるため飛騨に攻め入った。大将は山県昌景。大軍を率いて峠越えしたが、険しい山道と硫黄岳の毒霧に苦しめられた。平湯あたりについたところ、老いた白猿が道ばたの温泉を教え、信玄の軍勢は疲れを癒し元気を得た。



■印象

露天風呂にはしっかりした造りの脱衣場の小屋が作られている。


お湯は少し白濁した黄褐色でほんのわずか硫黄の匂いがある。温度はちょうど良い。周囲は森で自然のなかに埋もれる感じがする。はるばる来たかいがあると思う。

番小屋ではラムネも売っている。営業時間はかなりアバウトらしい。朝7時に行ったところすでに入浴が終わった人がいた。


番小屋のようす

調査日:1998年5月

■所在地

岐阜県吉城郡上宝村平湯温泉
TEL:0578−9−3448
(神の湯)
TEL:0578−9−3030
(平湯温泉観光協会)

■営業

営業時間 7:00−19:00
※営業時間はアバウト
7:00−21:00
※土日、夏休み期間
休館日 無休
料金 400円


交通

平湯温泉バスターミナルから安房峠方向に登っていき、安房トンネルの取り付け道路の下をくぐる。坂を登りつめると神の湯に出る。1km程度。
駐車場は10台程度。無料。

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