袋田温泉思い出浪漫館★★★


茨城北部の有名温泉

■概要

なんとなく敬遠していたが、行ってみる気になって茨城県北部で最も大きな温泉地である袋田温泉。数軒の温泉旅館があるが、今回は老舗の「思い出浪漫館」に入る。

ホテルは有名な袋田の滝から続く滝川のほとりにある。入り口はリゾートホテルのような外観の新館、裏手には高い建物の旧館が見える。周囲は低い丘陵地帯で緑が多い。



ホテルのフロントで日帰り入浴をお願いする。早めの時間に訪れたが日帰りの先客がいるようだ。けっこう人気がある。

袋田温泉は1932年に開発、1936年に「茨交袋田温泉ホテル」が開業した。これが現在の「思い出浪漫館」の前身だ。2001年に今の形にリニューアルされた。



■所在地

茨城県久慈郡大子町袋田978 
TEL:0295-72-3111
FAX:0295-72-3223



■印象

ホテル自慢の渓流露天風呂は渡り廊下を川岸に下っていく。滝川のすぐほとりに石造りの露天風呂がある。加熱した源泉が注がれてゆっくりとかけ流されている。

透明で香りはほとんどないが、強くツルスベ感がある。川の対岸の木々の緑をながめながら、川風に吹かれるのはとても気持がよい。

泉質はアルカリ性単純温泉、源泉の温度39.6℃、pH=8.9、成分総計458.3mg、湧出量77L(自噴)。



館内の大浴場は浴槽が2つに仕切られていて、小さいほうが熱い湯だ。残念ながら若干の消毒臭がある。大きな窓からは川が見渡せる。

館内露天風呂は半分浅くしてあって寝湯にもってこいだ。石が置いてあるので背もたれによい。お湯は平凡だが気持がよい。

茨城は温泉が少ないところで袋田温泉はその中では知られているが、あまり期待していなかった。思い出浪漫館の渓流露天風呂は良い意味で期待を裏切って満足できる。


■営業

営業時間 11:00−15:00
休館日 無休
料金 1000円

交通

常磐自動車道の那珂ICを降りて、国道118号線を北上する。JR水郡線袋田駅前を過ぎ、袋田の滝入り口交差点を右折し500mほど。駐車場は広い。



調査日: 2008年6月

オフィシャルページ

大子町の蕎麦屋

袋田から北に4、5kmほど行ったところに、小さな月待ちの滝がる。そのほとりの蕎麦屋がちょっと有名なので訪れた。滝のすぐ近くにあって、ログハウス風の建物だ。

滝を見ながら蕎麦が食べられる。蕎麦一筋の凝り性の主人が、自家製粉で打ったもの。 さすがにうまい。もりそば1枚750円。 そばがき500円もなかなかうまい。



月待の滝もみじ苑
茨城県大子町川山嵯峨草1369−1
TEL:0295−72−3993
ホームページ
 

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