青根温泉大湯★★★


伊達藩ゆかりの共同浴場

■概要

青根温泉は蔵王の山の中腹にある静かな温泉街だ。「青根」の名前は、400年前に温泉を発見したときアオヌキの木の
根元から湯が湧き出していたことからこの名がついたという伝承がある。

青根温泉には共同浴場が2ヶ所ある。国道沿いにある大きな共同浴場が大湯だ。裏側には青根温泉で最も古い湯元不忘閣がある。入浴券は付近の商店から買って、入り口の箱にいれる仕組みだ。




不忘閣側入り口の休憩室

■所在地

宮城県川崎町青根温泉1−1
TEL:0224−87−2011
(湯元不忘閣)



■印象

浴室は縦長で、中央を縦に区切って男女に分けている。洗い場が縦長に狭く、浴槽がが大きい。浴槽はきちっとした石組みでてきている。男女の仕切が低いので、半分混浴のような雰囲気だ。

お湯は透明、あっさりした単純泉だ。泉質は不忘閣と同じで、青根温泉の源泉を混合した混合泉である。古くからの共同浴場なので掛け流しだ。



不忘閣側からも大湯に入ることができる。浴室の反対側から階段を下りて浴室に入ることになる。低い仕切の向こう側から見えるので少しはずかしい。

国道に面しているので旅行客にも人気の共同浴場のようだ。みかけは目立たないが浴室には歴史を感じる。

■営業

営業時間 8:00−20:00
休館日 無休
料金 150

交通

東北自動車道の白石ICを降りて、国道4号線を少し南下して、国道457号線に入る。457号線を北上し遠刈田を過ぎる。白石ICから60分程度。 駐車場はバスターミナル前に無料駐車場がある。



調査日:2001年7月


野菜直売店

無料駐車場に面して地元野菜の直売店がある。静かな温泉街の中でにぎやかに演歌を流している。寄ってみると地元野菜は確かに安い。太い大根と冷やしトマトを買った。
 

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