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耳鳴り・難聴/集音器


耳鳴り・難聴

集音器

銀行に行って新規口座をつくった時の事です。通常の窓口ではなくちゃんと座って応対できるところだったのですが、そこに折り畳みでないケータイのような形で中央にあるボタンを押して機械を耳にあてると、周囲の音を大きくして聞こえやすくなってる難聴者むけの機械がおいてあったんです。電気やさんへ行ってみたら補聴器のようなハコ形、耳かけ形のは売ってたのですが、銀行のようなのはありませんでした。

今日、病院での診察の時にその事を話してみたら、なんとあったんですね〜。
お医者さん曰く「耳鼻科ですから〜」
そっかぁ〜、それもそうだな(^-^;
「使ってみますか?病院の中で使ってみてまたココに返してくれればいいですから(^-^)」
(今日は美形のおねえさんのお医者さんで、とてもやさしい・・・(^-^;)
銀行のは録音する機械に似ていたのですが、耳鼻科のはイラストのモノ。
ちょっと、デザインはイマイチ・・・

ちょっとハズカシイと思いつつもその集音機なるものを持ち、
病院をウロウロ。
私の不得手とする、雑音の多い場所はどこ?
受け付け?薬を待つところ?会計のところ?
と思いつつ、ウロウロ、ウロウロ・・・

TVがあったのでそこでしばらくお試ししてみました。
聴力はこのぐらい。??
左耳 50dB〜75dB
右耳 10dB〜40dB
悪い方の左でもパワーを大きくすれば音は入ってきます。
ただし、TVでの話し声はいい方の右から聞こえてきましたので、
全体にうるさくなっただけ、と印象です。
いい方の右で使ってみたら、悪い左とは違い話し声も大きい音でちゃんと聞き取れるように入ってきます。
しか〜し、なんでかな?雑音は話声以上に大きく耳に入ってくるような??
だから、雑音と話し声の聞き分けをするのに非常に疲れるような印象でした。
生の耳は聞きたい事だけをちゃんと聞き分ける事ができるスグレモノのようです。

などなど、思いつつおねえさまに集音機を返しにいきました。
今は、補聴器をまだ購入していない難聴の患者さんの診察の時や
高齢者で補聴器に慣れない時に必要なときだけ使うとか
なんだそうです。

銀行のように何か書類を書く時には老眼鏡がおいてある事もあたりまえのようになってきましたが、
難聴の事も考えてもらえるようになったんですね。
そういえば、眼鏡やさんでも「補聴器」の看板が目につくようになりました。

助聴器」に続く