数値計算以前 ( How-to programming )
このページは、プログラミングや数値計算の方法についてあまり急がずに学ぼうとする
人のための解説です。読者としては、初歩的なC/C++言語の経験を仮定しています。プ
ログラムの書き方や、入出力の仕方 ( Hello World! ) と基本的な制御構造 ( for文、
while文やif-else文など) の知識があることを前提にかかれています。必要に応じて言
語の解説は行っていますが、それは言語仕様全般にわたる系統的で網羅的な解説ではあり
ません。
ここで示すプログラムは、C言語またはC++言語で書かれています。C言語のものは、
拡張子を .c とし、C++で書かれたものは .cpp の拡張子をつけています。
[目次]
#1 変数を覗いてみよう
- はじめに
- 変数とは
[準備] コンパイラの使い方と環境設定
[注意] GNU gcc/g++ の日本語文字コードについて
- データの型とは
- 2進数とは
- ビット単位論理演算
- シフト演算
- 内部表現
- 位取り記数法
- コンピュータの計算原理
#2 行列操作ライブラリの設計(1)非オブジェクト指向
- 配列
[補足1] 配列の例題
- ポインタ
- ポインタ演算
- 配列とポインタ
- 2次元配列とポインタ
- 関数の受け渡しメカニズム
- 配列を関数に渡す
- 動的配列
[補足2]
new演算子の例外実験
- モジュール・プログラミング
- ライブラリ関数の実装
- 考察とその他の話題
#3 行列操作ライブラリの設計(2)オブジェクト指向
- オブジェクト指向
- クラスの骨格
- オブジェクトの生成と消滅
- 代入演算子、フレンド関数
- 合成、変換コンストラクタ
- 添字演算子の多重定義と落とし穴
- メンバ関数とフレンド関数を区別する
- メンバ関数の実装
- 例題:確率過程、固有値問題
- 最適化
- 一時オブジェクト(1)
- 一時オブジェクト(2)
- 誤差
- フレンドメンバ関数とポインタの利用
- スコープ、記憶クラス、リンケージ
- 静的データメンバと静的メンバ関数
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