まだまだ、これから増えていく・・・かな?

これが何の絵か分かるかな?

おえかきパズル

Produced by (c) SUCCESS
2000.04.27 発売 (\.2980)

格闘ゲームの苦手な私にとってNGPCは縁の無いハードだと思っていたのですが、このソフトが出たのをきっかけに購入することにしました。そう、私は無類のパズル好き (ただし、得意という訳ではない (爆))。


内容はタイトル通り。他のハードや雑誌などでお馴染みのピクチャークロスワードです。さて、いざゲームを始めたは良いものの、どうにもこうにもコントローラーの反応が悪い。いや、逆に良すぎて困りもの。まっすぐに動かしたつもりなのに斜めに動いたり、1マスだけのつもりが2・3マス移動したりとかいうことの連続。まぁ、これはソフトではなくハード自体の挙動に起因することですが、この時点で、やる気10%減。もっと困ったのは、ボタンの機能。GBやWSでリリースされている同種のソフトでは、Aボタンでマス目の塗りと消去が出来るのですが、本ソフトではそれが出来ません (マスの本塗りと仮塗りが切り替わるだけ)。マスを消す時は、いちいちBボタンを押さなければなりません。これはハッキリ言ってやりにくいというか面倒。先に述べたコントローラーの問題もあってマス目の消去を行うことが頻繁に起こるのでさらに問題は顕著です。何故に他のソフトのような仕様にしなかったのでしょうか?独自性を出すため?こんな悪い方向で独自性出してもねぇ (笑)。開発者はこのゲームを遊んだことがあるんでしょうか?もし、GBやWS版で遊んだことがあればこんなフザケタ仕様にはしなかったと思うのですが・・・この時点で更に10%やる気減。
仮塗りの話が出ましたが、普通は仮塗りのモードに移行して試行錯誤を繰り返した後に、仮塗りのマスを一気に塗るとか一気に消す仕様になっています。が、本ソフトの場合は先ほども述べたようにAボタンを押すことで本塗りが仮塗りの模様になるだけ。しかも、普通は×マーク (ここには無いという場所に置くマーク) も仮置き出来るものですが、このソフトではそんな当たり前のことが出来ません。塗りマークの方だけ仮置き出来て何が嬉しいのでしょうか?しかも仮置きしたマスを一気に設置/消去といったことも出来ません。もうこの時点で、このゲームの開発者のパズルに対する姿勢そのものを疑い、やる気は半分以上無くなりました。もっとも、200問+エクストラ24問という問題はほとんどが仮置きしなくても解けるような問題なので (エクストラはさすがに難しいけど) 必要無いといえば無いのですが。
ちなみに、この問題というのがまたお粗末。まぁ、15×15では凝ったモノは作れないというのは何となく分かりますが、左右対称だったり、枠組みが同じだったりで、塗りのパターンが同じという問題がほとんど。しかも、解答を見ても『どう見ればそういう風になるの!?』というようなデザイン (色使い含めて) のモノばかり。まぁ、全部解きましたけどね。つーか、やる気はほとんど0だったけど、最後までやらなきゃわざわざNGPC買ったのが無駄になるという義務感だけでやったので楽しいという感覚はこれっぽっちもありませんでした。
ハッキリ言ってクソゲーです。少なくとも、わざわざNGPCを買ってまでやるようなゲームじゃありません。続編が出ても、システムが変わらない限りは絶対に買わないでしょう。ただでさえラインナップが少ないのに、こんなゲームを出してるようじゃ先が無いぞ>NGPC

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うむ、賢くなったような気がするぞ!?

めざせ!漢字王

Produced by (c) SNK
2000.01.20 発売 (\.3980)

前から学習用ソフトには興味があったんですが (電車に貼ってある日能研の□いアタマを○くするを楽しみにしてるクチなもんで)、なかなか機会が無かったというか、ハズレだった時のショックが大きいので買うまでには至らず。しかし、たまたま財布の中に福沢さんが1人居た時にお店で本ソフトが安売りしてるという偶然と、前述の『おえかきパズル』が大ハズレでこのままではNGPCを売り払ってしまうのも時間の問題だったという必然から購入を決定 (笑)


パッケージにも記載されているんですが、財団法人日本漢字能力検定協会 (長ぇな、おい) が監修&開発に全面協力。お堅い名前からも想像出来る通り内容も堅い、というかゲームという感じは希薄。実際の検定問題をベースに2級〜7級の最新問題、さらには最近新設された準2級にチャレンジする『既出問題集』は正に小テストという感じ。『バトルゲーム』も『四字熟語作成』『人名漢字当て』『対義語・類義語当て』といずれも『既出問題集』と変わり映えがしない (四字熟語は5つの漢字から正しい漢字を4つ選んで並び替えるというもので、これは結構面白かった)。
ROMの容量の関係からか、何回か遊んでいると同じ問題が出てくるのがちょっと興冷め。とはいえ、やってるうちに何となくではあるけど賢くなったような気がするし (特に部首の種類とかはほとんど知らなかったので非常にタメになった・・・まぁ実社会で役に立つかどうかは別ですが (苦笑))、勉強というかたっ苦しい感じではなくクイズを解くような感覚で何度もやってしまえるのはマル。
初心者がコレだけで漢字検定を受けてもダメだとは思うし、漢字検定を受けるような人には今更というような収録内容であるけど、少なくともコレで漢字検定に興味を持つ人は出てくるんじゃないかな?操作マニュアルでも大きくページを割いてるしね (ゲームの操作方法よりもね (笑))。絶対オススメとは言わないけど、値段分は遊べる。少なくとも、ゲームだけやってることに罪悪感を感じる人にはもってこいのソフトかと (笑)

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うむ、賢くなったような気がするぞ!?

COOL COOL JAM

Produced by (c) SNK
2000.08.10 発売 (\.3800)

他の携帯機にならって、ついにNGPCでも音ゲーが登場。音の世界に迷い込んだ主人公がバンドのメンバーを集めながら行方知れずになったパートナーを探し出し元の世界に帰るRPG仕立てになっている。


本作の特長は、NGPC本体を楽器に見立ててプレイするというところ。たとえば、ギターだと本体を逆さに持ちA・Bボタンを押さえながらレバーを弾く・・・そうボタンの数こそ違えど、正にギターフリークスのコントローラーのような使い方をするのです。他にも楽器はベース、ウッドベース、ドラム、サックス、ヴァイオリン、ブルースハープなど様々。そのどれもが特長のある操作方法を採用しています (中には何でこれが?というのもありますけど)。
ただ、惜しむらくは音自体がどれも同じような音しか出ないということ。まぁ、これはNGPCの仕様なので仕方ないかもしれませんが、音が同じでただ単に操作方法が増えただけっていう感じがして非常に残念です (コンセプトが良いだけにね)。また、RPGを進めている中でセッションをする場面が多々あるのですが、楽器の操作方法も言わずにいきなり演奏が始まるのもどうかと思いました。正確には自分のパートが始まる直前に1秒くらい楽器の絵が表示されるのですが、それ見ただけで操作方法が分かったら天才です (ホント、重要なことが何も記されてない)。当然、演奏は惨憺たるものになるのですが、それで評価が下がるんじゃたまったもんじゃないです。まさか、ゲームのたびにマニュアルを開けって訳じゃあるまいし・・・もっと親切に作って欲しかったですね。
ゲームのストーリーとシステムは、まぁよくありがちなモノなのですが変わっているのがクラップシステム。これは、人に話しかける前にAボタンを押して一種のリズムゲー (クラップする) を行い、上手く叩ければお話しが出来るというもの。いかにも音ゲーらしい仕様ですが、これが実は一番の曲者。まず、今まで既存のRPGをやってきた人にはAボタンを押す=話しかけるというシステムに慣れている、というか既に体に染み付いてる条件反射みたいなものになっています。私の場合、クラップして話したい人の隣にいってAボタンを押すという過ちを何回も繰り返してしまいました。ボタン数が少ないのは分かりますが、ハッキリ言ってAボタンでこのシステムを呼び出すようにしたのは大きな誤りでしょう。また、クラップ自体も非常に単純というか、1・2回ならまだしも画面が切り替わるたびにやらなければならないというのは苦痛以外の何物でもありません。
Aボタンで話しかけるというシステムを無くした代わりに、相手に正面からぶつかれば話が出来るというシステムになっているのですが、これがまた曲者。狭い通路などでぶつからないように歩いているにもかかわらず、相手が急に飛び出してきて話したくも無いのに延々とメッセージを見なければならないということが何回もありました。開発者の方は『いちいち話をするのにボタンを押さなくて良いから楽になる』とでも思ったのかもしれませんが、はっきり言って逆効果です。
このように、ゲームを進めて行く上での基本的なシステムが不可解なために、ゲームを進めて行くのが苦痛で仕方ありませんでした。目新しいモノを取り入れようとする努力は必要だと思いますが、このゲームの場合は全く裏目に出てしまっているようです。街毎に違ったジャンルの音楽があるとか、先に述べた色んな楽器があるとか、コンセプト自体は良かったと思うんですけどねぇ・・・。いっそのことRPG部分なんか取っ払って純粋な音楽ゲームにした方が良かったと思うのは私だけでしょうか?

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ギャルゲーにありがちな画面構成ですな?

INFINITY Cure.

Produced by (c) キッド
2000.11.23 発売 (\.4800)

プレステで発売された恋愛シミュレーションゲーム。一応、続編というカタチになっており、このネオジオポケット版 (or DC版) で前作の謎が解き明かされるという風になっている。


・・・らしいのですが、何と言ってもプレステ版で遊んだことが無い上に、実はこのソフトは週刊ファミ通の懸賞で当たったモノ=遊びたくて持っているモノでは無いので、全然遊んで無かったりします (写真撮影のために初めて電源を入れたくらい (笑))。という訳なのでゲームに関する評価はナシです。まぁ、グラフィックはこんなカンジというのが分かっていただければ・・・ダメ?

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まさか、自分のWEBでこんな写真を載せることになるとは (笑)

スーパーリアル麻雀
〜プレミアムコレクション〜

Produced by (c) SNK
2001.03.27 発売 (\.4250)

アーケードの一角で綾しげな光を放つ脱衣麻雀。そのジャンルにあって知名度の高いスーパーリアル麻雀が、ネオジオポケットに!


って、驚くのには訳があります。一応、このシリーズは他のコンシューマーにも移植されてるので、携帯機だからといって移植されること自体にはさほど驚きはありません (逆に、携帯機の方が麻雀や将棋なんかは向いてると思うし)。じゃ、何が驚きかというと、ちゃんと脱衣するということ。しかも、18禁はダテじゃなく、きちんと胸の先っちょまで描かれてるというから、サァ大変。いくらハードが末期的状態だからといって良く許可を出したなぁと思うことしきりです。
しかも、件のシーンではきちんとアニメするし (といってもPSなんかのフルアニメのようなものではなく、ちょこっと動くカンジ)、グラフィックの描き込みの細かさといったら執念すら感じます (笑)
登場するキャラは隠しも含めて8人。それぞれにアニメシーンとパネルグラフィックがあり、いずれもかなり出来は良いです。アーケードのインカム対策のためにイカサマ仕込をやることは無いので安心ですが、かなり麻雀の思考ルーチンは強いです (さすがスーパーリアル)。なめてかかると東一局で終わるでしょう。ただ、コンティニューは無限に出来るので根気さえあれば全てのグラフィックを見ることは可能だと思います。
普通に麻雀として買う場合には、細かいルール設定が出来ないとか、2人打ちであるとかいう点でイチオシという訳にはいかないですが、水準以上の出来だとは思います。グラフィックに関しては多分ネオジオポケットのゲームの中では最高峰といって良いでしょう。初回予約分がアッという間にはけてしまったのも分かるような気がします (笑)