Galaxy Invader 1000

本物の筐体を模した画面が秀逸

その昔、ゲームボーイどころかファミコンすら無い時代、さらにパソコンすらまだSFの世界だった頃、子供達の間で流行したのが電子ゲーム (LSIゲーム)。最初はLEDを使った単純なモノでしたが、やがてG&Wで大ブレイクする液晶ゲーム、そしてその鮮やかな画面に誰もが夢中になったFLゲームがあります。本ゲームは、学研というゲームとはまったくかけ離れてると思われる会社が発売したFLゲームで、インベーダーブームに乗って登場した初代機 (白いヤツ) をパワーアップしたモノ (ちなみに、これが初代機で、これが本ゲームの元となったモノ) を Grumpy Cat氏 (web) がGBA用のゲームとして移植したモノです。

ちらつきも含めて再現度はかなり高い

本物の筐体を模したデザインも含めグラフィックの再現度はかなり高いです。特にFLのフリッカー (チラつき)・・・というか、表示関係全体を含めてかなり良いカンジです。見た目だけでなく、操作性も本物ソックリです。本物では砲台の移動はレバーを使用したんですが、放すと真ん中に戻るタイプのレバーを使用していました。本ゲームでも、十字キーを押していない時には自動的に真ん中に戻るようになっています (まぁ、これが遊びやすいかどうかは別問題ですけれども (笑))

シンプルな外見だけど、ゲーム性は損なわれていない

スタート時は砲台3機、250発のミサイルを持っています。全てのミサイルを打ち尽くすか、残機数が0になるか、自陣にエイリアンが侵入するとゲームオーバーとなります。単純にミサイルを乱射しているだけではミサイル切れでゲームオーバーになってしまうというのがオリジナルですね。そういや、バンダイのミサイルインベーダーも弾数制限があったっけ。インベーダーの数が少ないしフィールドも狭いのでゲーム性を高めるための工夫なのかもしれませんね (ちなみに、700点に達すると、残機数が1増え、ミサイルが50発追加されます。ミサイルが残り30発を切ると警告音が鳴ります)。3段階のレベルが選択でき、1000点でカンストとなります。

ルールにちょっとした変更はありますが、大まかな流れは同じですので特にプレイする上で問題になることはないでしょう。音は良く覚えてないけど、たぶんこんなカンジのピコピコ音だったんじゃないかな。いずれにせよ、雰囲気は出てます。これからも昔の電子ゲームをシミュレートしてくれると嬉しいなぁ (エポックのスーパーギャラクシアンとか)