陰影の付いたモノクロの画面というのがクールですな

TESSERAE

Produced by (c) GAMETEK
----.--.-- 発売 (\.----)

海外で発売になったパズルゲームです。TESSERAE とはラテン語で、テッセラと読むらしいです (意味はモザイクを作るための大理石とかガラスあるいは宝石などをキューブ型にした断片)


まずは何処から・・・?

ルールはちょいと説明が難しいのですが、基本はソリティアに似ています。カーソルを動かしてAボタンでパネルを1枚選びます。この時、周囲に黒丸が点滅していればそのパネルは移動出来ます。移動の際に、跳び越したパネルは消えます。ただし、間に挟まれているパネルの模様が複数あった場合にはパネルは消えず、飛び越したパネルの模様が消えて残りの模様のパネルが残ります。また、跳び越した先にパネルが無い場合には跳び越したパネルがそのまま置かれ、同じ模様だった場合にはそのパネルがそのまま残り、違う模様だった場合には模様が合成されたパネルに変化します (たとえば、□の上に+を移動すると田になる)。複数の模様が合成されたパネルの場合、もう少し面倒なんですがまぁ基本は同じです。このようなルールにのっとり、パネルを移動させ最後に1枚だけ盤上に残るようにすればクリアとなります。言葉で書くとややこしそうですけど、実際にプレイしてみるとサクサクと進めることが出来ます (ガイド機能が付いてますしね)。ただ、クリアするのは難しいです。大概3・4枚が余ってしまいます。一応、無制限に undo が出来るので手詰まりになってゲームオーバーとかいうことは無いのですが、発想が非常に大事なゲームなので適当にやってもいつまでもクリア出来ないのは言うまでもありません。


さて、どのステージからクリアしていくかな

昔、マックで遊んだ覚えがあるのですが、カラーである必要性の無いゲームなのでとりあえずはゲームボーイでもそれなりの仕様になっています。パネルを置く盤面の種類が9種類、難易度 (最初から合成された模様があるかないか) が3レベルあります。ただ、結構飽きるのが早いです (苦笑)。ソリティアのルールを少し複雑にしたカンジのゲームでパズルが好きな人には良いかもしれませんが、それ以外の人にはちょっとピンとこないゲームかもしれません。演出という意味ではほとんど期待できませんから (ステージクリアしても一言標示されるだけだし)。ストイックにパズルを解くことのみを追求している人には良いかもしれませんが、そうじゃない人には単調な作業に感じられてしまうかもしれませんね。


お買い得度:★★★☆☆(3)
操作性はそれほど悪くないしパズル好きにはオススメ