穴掘り人とでも訳すのでしょうか?

ピットマン

Produced by (c) アスク講談社
1990.06.01 発売 (\.2980)

一見ロードランナーフラッピーと似ているのでアクション性が強いと勘違いされるかもしれませんが純粋な思考型パズルです。昔シャープの電子手帳で同じ内容のゲームがあり、そっちの方でクリアしたので遊んだことが無かったのですが、たまたま手に入ったので遊んでみました。


必殺ネコパンチ!!

主人公は魔法でネコに変えられた子供。なぜネコにされたかは不明ですが、ネコ耳萌えな方にはOKかも?!ゲームは、ステージ上に現れる魔法をかけたモンスターをやっつけるというもの。このモンスター何故か動きません。こんな奴等に魔法をかけられたなんて、何て鈍臭い連中なのでしょうか?まぁそれはさておき、ステージには上り下りに使うハシゴ、足場にもなる岩石、掘り進むことの出来る土で構成されています。またモンスター自体も足場に出来ます (逆にいうと横から体当たりしない限り倒せない)。自らルートを作り出して画面上の全てのモンスターを倒せばステージクリアとなります。


男の子、女の子・・・

なお、岩は1度にひとつしか動かせません。土を掘った場合、上にあるモノはプレイヤーがそのまま支える事が出来ますが、石をどかすと上にあるモノはすぐに落ちてくるので押しつぶされない様に注意が必要です。また、ステージが進むと2人のキャラクタを入れ替え (セレクトを押す毎に入れ替わる) ながらクリアしていくようになります。先に足場の支えになるように移動させておいたり、両方から掘り進んだり、と1人を動かす時よりもかなり頭を使うようになります。問題の完成度は高いのでかなり解き応えがあるといえるでしょう。


100ステージクリア!!

キャラの動きがぴょこぴょこ跳ねるような感じなのでちょっと違和感があります。思ったよりも先にキャラが動く感じなのでミスしやすいです。失敗してもAボタンで巻き戻し、Bボタンで早送りして再会することが出来るのは親切で良いんですけどね。ただ、コンティニューがパスワードなのは面倒かも。通常のステージは4文字なのでまだ良いのですが、エディットモードのデータは42文字も必要になります。まぁ、エディットモードで遊ぶ人はあまり居ないと思うのでさしたる問題ではないかもしれませんが・・・。全体的にグラフィックはしょぼいですが、パズルとしてはかなり良いです。最近、パズルといえば落ちモノという風潮が強いのでこういうゲームは非常に貴重ですねぇ。


お買い得度:★★★★☆(4)
かなり解き応えアリ。ネコ耳マニアにもオススメ (笑)