世代を超えて愛されつづける名キャラクタですね

ハローキティの
マジカルミュージアム

Produced by (c) イマジニア
1997.04.25 発売 (\.3980)

ハローキティ生誕25周年を記念してリリースされたアクションパズル。対象年齢が低い (キティちゃんのゲームを大の男がやるとは開発者も思うまいよ (^_^;)) ので難易度はそれほど高くありませんがナカナカ面白いので紹介します。


ゴールまであと少し!

通路をトコトコ歩いているキティちゃんは通路にそって直進するだけでプレイヤーが直接操作することはできません。通路の途中にある扉を開閉することによって上手くゴールまで誘導するのです。扉はAボタンを押すことで開閉を繰り返し (ステージ上のドア全てが一緒に動く)、Bボタンを押すことで扉に描かれている矢印の方向が変わります (この矢印の方向に進む)。ゲーム中に使うのはこの2つのボタンだけです。ルールどころか操作も簡単ですね。ただ、このシンプルさが曲者。逆に言えばたったこれだけの操作でキティちゃんをゴールまで導かなければいけないのですからね。


邪魔なボールが2つも!!

最初のうちはほとんどボタンを操作しなくてもクリアできます。しかし、ステージが進むにしたがって通路も複雑になり、扉の数も多くなってきます。さらに、キティちゃんの行く手を邪魔するボール (これも通路に沿って自動的に動いている) などのお邪魔キャラも出現します。もちろん、攻撃する手段を持っていないので回避しなければならないのはいうまでもありません。ゴールは目の前なのにボールが邪魔なのでわざわざ迂回してタイミングをずらしてゴールを目指すといったことも要求されるようになります。


これは初めて登場した立ちポーズのキティちゃんだそうです

無事にステージをクリアすると、隠されていたグラフィックが現れます。素人が見ると一見何の変哲も無いキャラクタ達の絵なのですが、その1枚1枚にキティちゃんの歴史があります (クリアしたステージのグラフィックはミュージアムモードで閲覧&印刷 (ポケットプリンタ持ってる?) 出来るのですが、そこでその絵の解説も見ることが出来る)。遊んでるうちに思ったんだけど、なんかこのゲームって幼児知育に使われてるオモチャみたいですね (昔、知能テストでこんなのやった記憶が)。問題数は少ないし、ハードレベルでもそれほど時間がかからずに解き方が分かってしまうと思いますが、パズルゲームとして見て良く出来ていると思います。それ以上にキャラクタゲームとしての魅力も十分あると思うので、キティちゃんが好きな方なら買いだと思いますよ (お子さん用にいかがですか?)


お買い得度:★★★☆☆(3)
もう少し歯ごたえのある問題があれば★4つなんですけどねぇ