直球そのままのタイトル (笑)

ザ・心理ゲーム

Produced by (c) ヴィジット
1994.06.10 発売 (\.4500)

ちょうど、この手の心理ゲームの本がブームになっていた頃に発売されたモノで、用意された質問に答えていくと結果が出る心理ゲーム集になっています。


ありきたりな回答だけど、当たってる (笑)

モードは心のカウンセリングあなたならどうするバイオリズム二人の相性診断エスパーチェックの5つがあり、心理ゲーム関連は前2モードになります。まず、心のカウンセリングですが、これはさらにラブの章性格の章将来の章の3つに分かれ (さらにそれぞれ3つに分かれている)、それぞれに10前後の質問が用意されています。雑誌などに Yes/No の矢印や選択肢にしたがって進み最後に辿り着いた所が結果というのがありますが、アレと同じだと考えて良いです。


今さら分かりきったことを言うな (ぉぃ)

あなたならどうするは5つのコースに分かれていますが、特にコース分けの意味は無いような気がします。各コースとも10前後の質問が用意されています。質問は選択式でどれか一つを選ぶと、質問でどんな事が分かるのかということと、選んだ選択肢がどういった事を表しているのかが表示されます。


これであなたも清田くん (古)

その他のバイオリズム二人の相性診断はタイトルそのままです。ただ、カレンダが 1999年 までしか対応していないので今となっては役立たずです (笑)。エスパーチェックは通信ケーブルを使った2人用のゲームで、1人が選んだカードをもう1人が当てるといったカンジのゲームのようです。まぁ、心理戦という意味では非常にピッタリなゲームと言えるかもしれませんが、あまり面白くないことはたしかです (ぉぃ)


実際に遊んでみた結果としては、かなり良い分析してるな、というか、まぁこの手のゲームはこんなカンジの回答が多いよな、という印象が強いです (当たらずも遠からじ)。手軽に持ち運べるGBでこの手のゲームを作ったことは評価出来るのですが (家庭用の据え置き機で1人で遊ぶよりも仲間内で遊んだ方が面白いだろうからね、この手のゲームは)、インタフェース部分にかなり問題があります。というのも、とにかく表示が遅いということ。質問文もそうだし、選択肢もそうだし、結果も何もかも全部そうなんだけど、とにかくトロトロ表示されるんだな、コレが。ゲーム中にメッセージが表示される場合、大概のゲームはAボタンなりBボタンでメッセージの早送りとか出来るんだけど、そういうのが一切無いのです。さらに途中で止めることが出来ないので現在遊んでいるモードを抜けるには、メッセージの遅さに我慢しながら最後まで遊び通すか、リセットするしかないというのも困りモノ。なんというか、作り込みが非常にアマイというカンジがしますね。これならば心理ゲームの本を持っていった方が良いかもしれない!?

お買い得度:★★☆☆☆(2)
心理ゲームの内容自体は可も無く不可も無く
ただ、とにかく1プレイに時間がかかるのでストレスが溜まる