MARBLE MADNESS

Produced by (c) テンゲン
1991.--.-- 発売 (\.----)

アタリがアーケードでリリースしたゲームの移植版。パソコンやコンシューマーにも移植されたので知っている人も多いでしょう。かの有名な渋谷”ハイローラー”洋一氏がこよなく愛したゲームでもあります。トラックボール (パソコンではマウスの人が多かったか) を使って操作するという独特のシステムがウリでした。ちなみに、このＧＢ版は海外でしか発売されていません (友達に送ってもらった)

ルールは至って簡単。スタート地点からボールを転がしゴールまで運ぶ、それだけです。ただ、フィールドにはボールを喰らおうとするモンスター (ワームっぽいね) がいたり、移動する床があったり、砲丸投げのバーみたいなのがあったり、急な下り坂や落とし穴があったりするので注意しながら動かさないとボールが落っこちて割れたり、喰われて消滅してしまいます。また制限時間以内にゴールに辿り着けなくてもアウトです。

オリジナルのゲームは非常に斬新かつ楽しいモノでしたが、残念ながらＧＢ版はあまり良い出来とは言えません。やっぱり操作系に難があります。トラックボールでの微妙な操作が必要なゲームを十字キーでやるのはかなり無茶があります。直進性が良くなり、スラロームなどの切り返しは楽になりましたが、障害物を避けるギリギリの調整が全くといって良いほど出来ません (慣れで解決出来るとも思えない)

ＧＢＣがリリースされる前のソフトであるためグラフィックがモノクロ４階調であるのですが、ナカナカ良い頑張っています。たしかに、ステージ上で動くキャラクタは細々としていて多少見にくいですが、遊ぶのに支障があるほどではありません。ただ、ＧＢは画面が小さいのでステージ全体の把握が難しいのが困りモノ。
ま、ステージを探索するのもこのゲームの魅力の一つではありますけどね。

お買い得度：★★★☆☆（３）
操作系に納得出来るならば買うも良し