オープニングデモ

Q*bert

Produced by (c) ジャレコ
1992.01.14 発売 (\.3900)

ひょっとこのような顔をした謎のキャラクタが主人公のこのゲーム、オリジナルはアーケード版で、記憶では縦長画面だった様な気がします (ちょっちウロ覚え)


ルールを詳しく解説してくれます

基本的なルールは非常に簡単で、フィールドを構成している積み木や円盤 (ステージによって変わる) の上に乗ると、色が変わります (天井面だけ)。積み木や円盤は1回乗ると色が変わりますが、ステージが進むと2回乗らないと変わらないもの、2回乗ると元に戻ってしまうものなどが出てきて、かなりパズル的要素が強くなっていきます。フィールド内の積み木の色を全て変えるとステージクリアとなります。
もちろんこれだけではゲームにならないので、敵が出てくる訳ですがプレーヤーを追っかけ回すヤツ、全然無関係に動くヤツ、せっかく色を変えた積み木の色を元に戻すヤツ、重力に逆らった?動きをするヤツなど実に個性的で多彩な連中が揃ってます。
また、たまにボーナスキャラが出てくる事もあるのですが、GBの解像度の関係からか敵との見分けが付きにくいので誤ってぶつかって死んでしまう事もままあります (私の目が悪いだけか (^_^;)?)
なお、詳しいルールはゲーム中のデモでも見られます。箱・説明書無しの中古でもOKですね!?


うまくディスクまで誘い込め!

ボーナスキャラを捕まえる事で一定時間無敵になったりする事は出来るのですが、当たり判定が無くなるだけで直接攻撃云々ということは出来ません。とにかくひたすら逃げ回る事しか許されないゲームなのですが、唯一敵を足止め (消えるんだけど一定時間後に復活するので) 出来るアイテムがあります。それが写真に写ってるディスク (宙に浮いている円盤)です。
使い方は通常の足場と同じで乗るだけ。ギリギリまで敵を引きつけてから乗ると、プレーヤーを追っかけてきた敵は哀れ奈落の底へ、という訳です (乗るタイミングを誤ると敵は別の道を引き返していってしまいます)。ディスクに乗ると自動的にプレーヤーのスタート位置まで移動します。


?!‘#$!#?

パックマンのコーヒーブレイクよろしく、このゲームも1レベル (4ステージから成り、全16レベル) クリア毎にデモ (ショータイム) が見られます。ま、意味は良く分からないですけど、ひたすらプレッシャーを感じるゲームにおいて一時の休息であるのは間違いありません。
最初のうちはアクションの腕に任せて力ずくでクリアしていく事も可能ですが、後半になるにつれて考えながら行動しないといつまで経ってもクリア出来ません。ここら辺のゲームシステム自体の難易度の上げ方は素晴らしいといえます。ただ、アクションが苦手な人は、パズル面を解く前にゲームオーバーになってしまうのが関の山というのが難ですけど (^_^;)


お買い得度:★★★★☆(4)
入手は難しいけど、それだけの価値はある!?