Produced by (c) メサイヤ
1994.07.15 発売 (\.4880)
オリジナルはSFCでリリース。何がジェットなのかは良く分からないが、まぁあまり深い意味は無いのだろう (ちなみにJETには『ほとばしる』とか『情熱』という意味があるのだが)
容量の関係からかレスラー数が8名になってしまったのは非常に残念である (ジュニアヘビーの選手が一人もいなくなったのはイタイ)。特に試合終了後に選手のコメントが出るのだが、あのマイクパフォーマー・ラッシャー木村がいないのは非常に寂しい。
ちなみに、参加レスラーは以下の表の様になっている。
レスラー名 | 必殺技 |
世界の巨人 ジャイアント馬場 |
16文キック ランニングネックブリーカー |
完全無欠のエース ジャンボ鶴田 |
バックドロップ ジャンピングニーパッド |
浮沈艦 スタン・ハンセン |
ウェスタンラリアート |
殺人医師 スティーブ・ウィリアムス |
デンジャラスバックドロップ ドクターボム |
超世代軍の旗手 三沢光晴 |
タイガードライバー |
オレンジクラッシュ 小橋健太 |
ムーンサルトプレス |
ダイナミックT 田上明 |
のど輪落し |
デンジャラスK 川田利明 |
パワーボム ストレッチプラム |
リングは1画面に収まってしまうくらい小さく、そのためかロープエスケープが出来ない仕様になっている (例外的に、ロープ際でのフォールは出来なくなっている)。また、相手をロープに振って攻撃する場合は、かなりロープ際から反対側に振らなければ上手く極まらない。
グラフィックもかなり簡素化されており、レフェリーはグラフィックの一部と化しているし (要するに真ん中から全然動かない)、効果音もちょっと心許ない (重低音ストンピングとかがショボイ=重低音じゃない (^_^;))
と、短所ばかり書いてしまったような気がするが、ゲーム自体が面白くない訳ではない。ファイプロ形式のタイミングによって技を繰り出すシステムは複雑なコマンドを要求する格闘ゲームよりも分かりやすく、初心者でも比較的短期間で習得出来るし、選手が繰り出す技は実際にその選手が使う技であり、見てるだけで思わずニヤッとしてしまうこと請け合いである (とくに全日を見てる人)。
個人的には、若干パラメータ的に弱い感じがするが、派手な大技を持ってる小橋選手がお気に入りである。
SFC版にもあった機能だが、各選手はそれぞれ観客へのアピールを行うことが出来る (馬場と川田はナシ)。別にアピールをしたからといってゲームに影響がある訳ではないが、真のプロレスファンならばこれをゲーム中に効果的に盛り込めなければならない!?
ちなみに、ハンセンのアピールは通常サポーターを直すしぐさだが、十字キーの上を押しながら行うと、例の『ウィーッ!!』のポーズ (ロングホーン) になる (SFC版でも有名な裏技)
お買い得度:★★★★☆(4)
プロレスゲームの中では、イチバン!