File-03

イロトリドリノセカイ

弐拾壱号機 (Game Boy Color [BLUE])→(more pict)

ついに、人類の前に姿を現した携帯型汎用機体。これまでの機体が表示装置にモノクロ液晶を使っていたのに対し、本機は32000色中56色表示が可能となっている。パソコンなどで TRUE COLOR に慣れている人にはオモチャの様なものかもしれないが、実際に見るとその表現力はかなり高い。

液晶自体もシャープが新開発したスーパーモバイル液晶をいち早く採用。若干、明度に問題が残る (傾けた時に暗くなるとか) が追従性と視認性は従来のモノよりも高く、また活動限界時間の確保 (連続20時間) にも成功している。
どうしても見た目の派手さだけに囚われがちだが、実は内部機構的にもかなりの改良が施されている。その最たるモノがクロックアップによる動作速度の向上である。使用するソフト (思考ルーチンを要するSLGなど) によっては、そのメリットは計り知れないものがあるだろう。また、赤外線通信機構が本体に搭載されてのも大きい。ケーブルの存在は活動範囲を著しく限定してしまうという点で弱点のひとつであったが、これにより作戦行動に幅が出るのは間違い無い。もっとも、赤外線の照射距離 (5cm) および照射角度 (ほぼ正面のみ) に若干の問題は残る。また、互換性という意味では初めて従来の機体との互換性を無視した機構であり、結局はケーブルの使用に頼らざるを得ない状況は続くものと思われる。

もっとも、ハードの互換性云々に関してはこの点が問題なだけで、下で記述している各種装備は問題なく使用することが出来るようになっている。また、ソフトに関しても、従来のソフトはほぼ全てが動作することが確認されており、今後の配備状態によっては専用のソフトウェアの開発に着手することも検討されている。壱拾九号機とともに、今後の主力機体として実戦投入していく予定である。


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補完プロジェクトの正体は・・・?

弐拾弐号機 (Game Boy Color [CLEAR])

前述の弐拾壱号機の別ペイントバージョン。特に性能に違いがある訳ではない (というか、あったら困る (^_^;))。補完プロジェクトのため、某工場へ移送後にロスト。


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禁断の果実

弐拾参号機 (Game Boy Color [iMAC Edition])→(more pict)

弐拾弐号機がロストしたポイントに突如出現した機体。回収後の調査により性能は弐拾壱号機と同等のモノと判明。20世紀末に某コンピュータ会社 (アダム・・・もといアップルと呼ぶ) よりリリースされたパソコンと同様のカラーリング (ボンダイブルーと呼ぶ) を持つことから iMAC GB とネーミングされている。

ちなみに、同ポイントから同様のカラーリングを持つ機体が多数確認されている。多くの調査隊員の派遣を望むところである。

弐拾壱号機との共存が難しいところだが、ともに主力機体として実戦投入していく予定ではある。


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何とも派手な色使い (^_^;)

弐拾四号機 (Game Boy Color [POKEMON 3RD ANNIVERSARY EDITION])→(more pict)

GB用のゲームとしてポケモンが発売されてから既に3年が経過。グッズ、CD、アニメ、映画、カードゲーム、いずれの作戦も日本国内のみならず海外でも成功を収めてきた。本機はポケモン誕生3周年記念として、都内某所に建設されたポケモンセンター東京が開発・販売を行なったモノである。

機体の基本性能は弐拾壱号機と何ら変わり無い。が、その異常とも思えるほど目立つ派手なカラーリング (ボディがオレンジとブルーのツートンカラーであるだけでなく、A/B、十字ボタンが各々緑、赤、青になっている) は、極秘任務 (一目を気にする乗り物の中とか (^_^;)) には全く適していないといえる。
ここら辺のカラーリングはポケモンソフトの色をそのまま使ったとも考えられるが、はたしてここまでする必要性があったかどうかは疑問である。なお、件のポケモンについてだが、フレームの右下にピカチュウ、左側にヒトカゲゼニガメフシギダネがならび、ヒトカゲのしっぽがパワーインジケータになっている。

まぁ、とにかく派手というかデザインセンスのかけらも無いというか、常識を疑うわねというか、無様ねというか、また恥をかかせおってというか (^_^;)。イイ大人が人前で大っぴらに使える機体でないことは確かで、壱拾六号機に比べると、その完成度は低いと言わざるを得ない。別の意味で第1級管理品扱いとなっている (爆)


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アメリカでも人気の3匹 (^_^;)

弐拾伍号機 (Game Boy Color [POKeMON USA ORIJINAL EDITION])→(more pict)

この時期に紹介するということは、ポケモン金銀発売を記念して、都内某所に建設されたポケモンセンター東京が開発・販売を行なった新しい機体・・・だと思ったかもしれないが、それはカムフラージュである (^_^;)

本機体は、米国でもその勢力を広げつつある POKeMON の人気を反映して Nintendo USA にて開発されたモノで、基本性能は弐拾壱号機と何ら変わり無い。カラーリングに関しても弐拾四号機とほとんど変わらない。
フレームの右下にプリントゲピー、左側にピカチュウがならび、モンスターボールパワーインジケータになっている。

弐拾四号機同様、派手なデザインで大人が人前で大っぴらに使える機体でないことは確かだが、POKeMON のロゴが入ってるのがポイント高いし、コアなファンに見せびらかすには最高の機体である。しかしながら、本機体は第1級管理品扱いとなっている (入手経路が特殊なだけに故障が怖い)


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何とも派手な色使い (^_^;)

弐拾六号機 (Game Boy Color [POKEMON GOLD/SILVER ANNIVERSARY EDITION])→(more pict)

幾多の開発計画の変更、製作者の体調不良、機体の変更 (GBCの登場) による仕様変更・開発計画の遅延など様々なトラブルの末ようやく日の目を見ることが出来たポケモン金銀。本機体は、その発売を記念して都内某所に建設されたポケモンセンター東京が開発・販売を行なったオリジナルの機体である。

機体の基本性能は弐拾壱号機と何ら変わり無い。が、光りの当たり具合によってボディが金色になったり銀色になったりするカモフラージュコーティングが施されている点が大きな特徴である。もっとも、金銀ではカモフラージュにはなっていないのだが (余計に目立つって (^_^;))
フレームの右下にヒノアラシワニノコチコリータという新種の3ポケモン、左側にお馴染みのピカチュウ、ボディ下にポケモンセンター東京のロゴが入っている。パワーインジケータに何も施されていないのが多少手抜きのようで残念である。

原色系のカラーリングと違い、意外に渋いカラーリングで持ち歩いても大して問題にならないが、限定品ということもあり、やはり第1級管理品扱いとなっている (最近こればっかだな (^_^;))


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