bemani pocket -HELLO KITTY version-

キティちゃんのレリーフがポイント意外にちゃんとしたヘッドフォン


相変わらず若い女性を中心に人気のあるキティちゃん。以前、DDRでもキティちゃんバージョンが発売されていたのですが、今回はビーマニとしてと登場。ただし、相変わらず発売の経緯は謎というか全く脈略はありません (^_^;)
今回は、前述の bemani pocket 2000 をベースに、スクラッチ部分にキティちゃんのレリーフ (なんかツルツルしてて操作しにくいだけなんですが (苦笑)) が刻まれている他、イヤフォンではなくヘッドフォンが同梱されています。写真を見ても分かる通り、このヘッドフォンにもキティちゃんのレリーフが入っています。オープンエア式で音が漏れるのが困りモノですが (特にビーマニポケットは音量を最小にしてもウルサイ (^_^;))、まぁコレクターズアイテムとしてなら良く出来ていると評価出来るでしょう。少なくとも私は音質的にも外見的にも使おうとは思いませんけど (ぉぃ)
外見だけでなくシステムにもアレンジが加わっています。まず、DDR -HELLO KITTY version- 同様、評価の表示が CUTE,GOOD,FIGHT,MISS になっています。また、今回からコンティニューが出来るようになりました。今までは途中でクリアに失敗するとまた最初からやり直しだったので疲労感と脱力感が大きかったのですが、本機ではその心配はありません。ただ、コンティニューを標準で付けたのにはそれなりの訳があるのかもしれません (意味深)。

グラフィックがすべてキティちゃんになってるのは言うまでもありませんが、今回は最後に・・・(以下、本文参照!?)

Practice Mode

1. LOVEマシーン (モーニング娘。)・・・難易度★☆☆☆☆
平成のおニャン子クラブモーニング娘。の7枚目のシングル (作詞作曲:つんく) でエルセーヌのCMソングに起用されていたナンバー。ただ、実際には忘年会シーズンに見事にハマってカラオケで唄われることで段々と人気が出てきたという感じの方が強い (つーか、CM見たことないっす (^_^;))。まぁ、相変わらずメンバー減ったり増えたり、出来レースとしか思えないオーディションとか、オリコンチャートがどうしただとかばっかりで、テレビに遊ばれてるとしか思えないんですが、本人達はホントのところどう思ってるんですかねぇ。次から次へとバカの思いつきの企画に付き合わされて満足なんでしょうか?ま、私がとやかくいうことではありませんけどね。
曲の方はイヤというほど聴かされてたし、白鍵しか使わないので問題なくクリア出来ました (つーか、ここで躓いちゃ終わりでしょ (^_^;))。そうそう、今回の難易度表示はマニュアルの方を参考にしています (本体の方の難易度表示は解像度の関係からか全部星がひとつ少なくなっています)

2. shake (SMAP)・・・難易度★☆☆☆☆
次々に後輩が出てくるにも関わらず、相変わらずの人気の高さを誇る SMAP の23枚目のシングル (作詞:森浩美、作曲:小森田実) で『SMAP×SMAP』のテーマ・ソング。しかし、中居君の唄はなんとかならんのか、というか彼にドームで君が代を独唱させた人間の気がしれない (同じ音痴として (苦笑))。
個人的に結構お気に入りの曲なんですが、逆にそれが仇になってるというか自分の覚えてるリズムの感覚でプレイしてしまうのでどうしてもテンポがズレちゃうのが難点。しかも、なんかエコーがかかったような音なのでボタンを押すタイミングが外れてるような気もするし。まぁ、スコアも少ないしメロディラインをなぞっていけば良いのでゲームオーバーになるようなことはありませんけどね。

3. BE TOGETHER (鈴木あみ)・・・難易度★★☆☆☆
唄はヘタくそだし、特別可愛いって訳でもないのにオーディションでグランプリ (つーか、これでグランプリってことは他の応募者は数合わせにもならないような連中ばっかりだった?あるいは完全な出来レースだった?) に選ばれた鈴木あみの7枚目のシングル (モスバーガーの夏のイメージソング)。まぁ、オリジナルはプロデューサー小室哲哉率いる TM Network のナンバー (作詞:小室みつ子、作曲:小室哲哉) だったのはほとんどの人が知ってることだと思いますが、よくそれをここまでヘタに唄えるなと感心してしまいます (つーか、このヘタれ加減が良いのかもしれない (^_^;))。
冒頭とサビで『BE TOGETHER』という声が出ますが、最近のビーマニシリーズに慣れているのでそれほど目新しさは感じないかも。この曲もメロディをなぞっていけば良いのですが、本物の唄同様にリズムがズレてるのが特徴 (笑)。TM Network の方しか知らない私にはちょっと脅威でした。まぁ、でもこういうテクノよりの曲っていうのはビーマニポケットには向いてますね (サウンドも軽くて済むし)

Normal Mode

4. 春 -spring- (Hysteric Blue)・・・難易度★★☆☆☆
先日リリースされたドラムマニア2ndMIXにも収録されている Hysteric Blue のセカンドシングルで、『目撃!ドキュン』のエンディング・テーマになっていたナンバー (作詞作曲:たくや)。にしても、本機に収録されてる曲って全部タイアップばかりですなぁ。まぁ、それぐらい知名度がないと収録しても喜ばれないのかもしれないけど、なんか日本の音楽業界の底の浅さを思い知らされるようで悲しいもんがありますねぇ (いや、ヒスブルは嫌いじゃないんですけどね)。
この曲、めちゃくちゃBPM早いです。いやアーケードなんかではもっと早いBPMの曲がありますけど、液晶画面でやられた日にゃ残像がヒドくてバーが見にくくて大変です (マジ)。もっとも、私の場合は目押しプレイはしていないので音さえ拾えれば問題ないのですが、どうも私の中のリズム感と本機のリズムにズレがあるようで、なかなかCOOLが連続しません (スコアも低い・・・)。今までのビーマニシリーズの構成と違って、Normal Mode になっていきなり新しい曲で、BPMも早くて、ボタンもスクラッチも使うので初心者にはちょっとツライかも。でも、個人的には本機の中でイチバン好きな曲です (サウンド的にも)。

5. つつみ込むように (Misia)・・・難易度★★★☆☆
某社のデジタルカメラが同じ名前 (スペルは異なる) なのは迷惑だと訴えた Misia のシングルで、エルセーヌのCMソングにもなっていたナンバー (作詞作曲:島野聡)。ミーシャと言えばオリンピックのマスコットにもなりアニメにもなった『こぐまのミーシャ』を思い出す私にとっては、つけあがるのもいいかげんにしろと言いたいところですが (売れない芸能人の売名行為そのものじゃん)、曲自体はミディアムで悪くないんですよね (夜もヒッパレで良く聴いた覚えが・・・)。
同時押しが出てくるせいなのか分かりませんが難易度は3になっています。ただ、BPMが比較的遅目になっているのでそれほど難しいとは思えません。春 -spring- と入れ替えた方が良いような気が・・・。そうそう、サビの部分で唄ってるんですがノイズが多くてイマイチ良く聴き取れません。新しい筐体になったはずなのにちょっと残念。

6. a walk in the park (安室奈美恵)・・・難易度★★★☆☆
先頃、ハワイでの初ソロコンサートを無事に終えた安室奈美恵の9枚目のシングルで、日立マクセル『UD』のイメージ・ソングとなっていた (作詞作曲:小室哲哉)。しかし、せっかくストレートのショートヘアが似合ってたのにまた昔みたいなチリチリ頭にしちゃったのは勿体無い気が。せっかくイメージチェンジが上手くいってたのにねぇ。
この曲もBPMがちょっと早いです。しかも序盤にかなりテンポの早い同時押しが連続して出てくるので初心者はバーの数を見ただけでパニックを起こしがちでしょう。ただ、左2列あるいは右2列の同時押ししか出てこないので実はそれほど難しくありません。しかも、後半はうって変わったように簡単になりますしね (^_^;)

7. shake (SMAP)・・・難易度★★★★☆
STAGE.2 のバージョンアップ版。メロディにかなり細かくバーが振り当てられていて結構難しそうに見えますが、その通り結構難しいです (^_^;)。というのも、序盤から同時押しが出てくるのですが数が多い上に一見しただけでは不規則に並んでいるように見えるからです。ただ、これも何回か見ていると分かると思いますが、右2列のコンビ、階段状に左に移動して左2列のコンビ、階段状に右に移動して・・・というパターンになっているのが分かります。その他の部分で出てくるのも同時押しと階段のコンビです。実はこういうパターンは逆に非常に規則的で覚えやすかったりします。
ただ、やっぱり音の具合が良くないというか、なんかタイミングがズレちゃいます>私 (爆)。久しぶりに最後の曲以外で1発でクリア出来なかった曲だったりします。

8. ガタメキラ (太陽とシスコムーン)・・・難易度★★★★☆
メンバーが脱退・復活したかと思えば、急にT&Cボンバーとかいう名前に改名したり、完全にテレビ業界に遊ばれてるとしか思えない可哀想な人達、太陽とシスコムーンのセカンドシングルでDDIポケットのCMソングに起用されていたナンバー (作詞作曲:つんく)。再起を賭けたグループがコレじゃ、いくら昔が酷かったにしてもあんまりのような気がするけど本人達はどう思ってるんですかねぇ。
本機中で唯一1度も聴いたことが (というかサビの部分を耳にしたことすら) 無い曲だったりするのですが、それでも比較的リズムの取り易い曲なのでクリアは簡単に出来ました。序盤の同時押しは数こそ多いですがそれほど難しくないでしょう。おそらく躓きやすいのがサビの部分でスクラッチとボタンを同時押しするパートでしょう。ま、これも規則的に並んでるので慣れちゃえば問題ない所なんですが、普段使わないスクラッチがいきなり同時押しで出てくる上に、この直後にボタンの連打と同時押しがあったりするのでちょっと油断してると落ちちゃいます。慣れない人はスクラッチを全部捨ててボタン操作でパーフェクトを期すって手もありますけど・・・ま、2・3回やれば出来るようになるレベルですから勿体無いことはしない方が良いでしょうね (^_^;)

9. LOVEマシーン (モーニング娘。)・・・難易度★★★★★
STAGE.1 のバージョンアップ版。グラフィックに変更点はありませんが、黒鍵のパートとスクラッチが増え、スコアもより細かくなっています。というか、これくらいボタンを割り振ってくれた方が流れにノリやすくてプレイしやすいような気がするんですけどね。終盤のステージの曲の割に妙に簡単です。

10. BE TOGETHER (鈴木あみ)・・・難易度★★★★★
STAGE.3 のバージョンアップ版で、今までの集大成って感じでしょうか?とにかくバーが多いのが特徴。しかも、ほとんどが同時押しになっています。ただ序盤はそんなに難しくはありません。間隔は開いているし同時押しのパターンが決まっているので結構素直に指が動いてくれます。問題は、サビの部分のパターン。短い間隔でバーが大量に押し寄せてくるので、初見の場合まずそのパターンが読み切れずにパニックを起こして落ちてしまうでしょう。しかし、実際には白1&黒4(左)と黒2&白5の同時押しパターンを『右>左>右』あるいは『左>右>左』と素早く押して階段状の同時押しに繋げるだけだったりします。実は簡単だったりするんですね、コレが (^_^;)。で、ここをクリア出来る能力があれば間違いなくクリア出来るでしょう。

さて、この曲をクリア出来ればめでたく Normal Mode クリアとなる訳ですが、お楽しみのエンディングは・・・あるんですねぇ、これが。やっと気持ちが通じたのでしょうか ALL STAGE CLEAR メッセージの後にキティちゃんのグラフィックが繰り返し表示されます。惜しむらくはこれがED専用のグラフィックではなくゲーム中に使われていたグラフィックを表示しているだけだということ。プレイ中にグラフィックを見る余裕の無い人には嬉しいかもしれないけど・・・出来ればED専用のグラフィックを付けて欲しいです>コナミさん