恒例９月の礼文行です。今回は先に礼文に行ってから後で友人の居る中富良野へ行ってみようかと考えてましたが・・・
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名古屋空港の出発ボードです
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急行利尻 稚内行き。
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今回も朝まで仕事してから午後の飛行機で北海道へ入ります。１４：４０発ＡＮＡ７０９便で新千歳空港へ。予定よりちょっと遅れて離陸。その影響で到着も少し遅れてしまった。さて札幌までどうやって行こうか・・・。
特に急いでいないので、バスで札幌市内に入ることにした。約１時間１０分で札幌駅前ＢＴ着。
久しぶりに札幌ラーメンでも食べに行こうかと地下鉄東豊線に乗って福住へ（これだったらバスを途中下車した方が早かったのですが）。ＴＶとかでもけっこう有名な『純連』でラーメンを食べる。ここは食後のデザート？でアイスクリームが貰えた。
札幌駅へ戻って稚内までの切符を購入。駅の案内板でＢ寝台に空席があったので久しぶりに・・・と迷ってしまうがまだ来たばかりでお金を節約しなきゃって事でいつも通り自由席にしました。
２２：０４、急行『利尻』は定時に札幌を離れた。
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抜海〜南稚内間で少しだけ
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礼文島、香深港に到着するところです
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礼文岳山頂 |
目が覚めると豊富を出るところだった。天気はいいようで抜海から先の左手に利尻富士が見えた。６時に稚内着。歩いて５分でフェリーターミナルへ。
今日の礼文香深行きは『クィーン宗谷』。けっこう空いていて船室内に入る事が出来た（混んでると後ろのオープンデッキになってしまうんですよね）。香深まではちょっと仮眠。到着の少し前にデッキに出てみると島の方は晴れ間が見えて期待できる。
港が近づき、ＦＴが見えてくると民宿『なぎさ』の宿主さんや常連のＫさん、ヘルパーのＨさん（この時は初めて会うので誰だか判らなかったが、後で仙台のＨさんの奥さんである事が判ってビックリ！）が見える。手を振ると向こうも気が付いて手を振ってくれた。
船を下りてみなさんにあいさつ。すると宿主Ｆさんが「おにぎりは用意してあるから礼文岳に行ってみない？」と半強制？のお言葉が。昨日から泊ってるお客さんを礼文岳に連れていって欲しいそうだ。天気もいいしまぁいいかって事でＫさんと女の子二人の計４人で路線バスに乗る。
内路に着いて、飲み物の準備をして登山口から登り始める。ちょっと風があるけど天気がいいので気持ちいい。二、三度休憩を入れながら無事山頂に到着！利尻もよく見えてみんなで写真を撮ったりする。さすがに山頂は風が強いので３０分ほどで下りる事になった。
途中、起登臼への分かれ道でどっちに行こうかってことになって、時間もあるし起登臼へ下りてみようかって事になった。正規のルートではなくなってしまったので道が荒れてるかと思ったがそんな事もなく起登臼に着いてしまった。Ｋさんは歩いてＦＴまで行くって事でお別れ。女の子達は海岸に降りて貝殻を拾い。
バスが来たので乗り込み、しばらく走るとＫさんが歩いているのが見え、あっとゆう間に抜かしてしまった。
香深に着いてそのまま桃岩展望台まで行く事になった。ちょっとズルして登山口まではバスに乗って・・・。展望台に着くと、ものすごい風。そのまま知床まで歩くつもりでいたけど前を向いて歩けないほどだったので断念、歩いてＦＴへ戻る。
ＦＴに車で迎えに来てもらって『なぎさ』へ。とりあえずここでの第一声は「ただいま〜」だ。風呂に入ってひさびさの『なぎさ』の夕食「う〜ん、おいし〜！！」。
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９／１４の夕食
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ゴミ拾い？メノウ拾い？
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なぎさ特製大盛りカレー |
今日もいい天気だ。朝食の後、玄関前で恒例の記念撮影。今朝はスッタフを入れても９人だけ。いつもの時期よりちょっと少な目だ。でもって４人が一便に乗るので残るお客さんは自分とＫさんだけ。ＦＴでいつも通り、『忘れないで』を歌って見送る。
船が出た後、宿主Ｆさんから「今日はどこにも行かない様に」って言われる。なんだろ？？？と思いながら『なぎさ』に戻る。宿に戻って、宿主Ｉさんから「今日は浜の掃除をするから〜」って発表があり謎が判明。確かに宿の前の浜はゴミ等が流れ着いているからねぇ。そして宿のスタッフとお客さんの計５人で掃除を始める。
でも最初は一応？ゴミ拾いをしているんだけどだんだんと飽きて？きた。そのうち私とＫさんはメノウ拾いに変わってしまい・・・でもけっこう落ちてるもんですね。
お昼になり昼食に『なぎさ特製カレーライス』を頂く（ここのカレーってめちゃくちゃおいしいんですよ）。午後からは特に予定も無いので浜に出てメノウ拾いの続きをして、結局どこにも行かず一日が終わってしまった。
今日は他に４人連れのお客さんが来ただけでミーティング等も無くて静かな夜だった。その分だけ宿の人とゆっくり話しが出来るからそれもいいんですけどね。ちなみに夕食に昨年もうイヤと言うほどほど食べた（笑）イクラ丼でした。
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９／１５の夕食
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スカイ岬の入江 |
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スカイ岬を上から |
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ゴロタ岬から望む、スコトン岬と海驢島 |
今日もいい天気。さすが９月だ。今朝の一便でＫさんが島を離れる。この後は小樽の友人に会いに行くそうだ。今日来たお客さんと共にＫさんを見送る。
さて今日はどこに行こうかと思っていたら。宿主Ｆさんから「おーたくん、今日は４時間コースに行ってきな〜」とのお言葉を頂き？今日来た３人（東京のＭさん夫妻と、もう一人名前を忘れてしまった？さんゴメンナサイ！）を連れて西上泊からスコトン岬までを歩く『逆４時間コース』に行く事になった。一応、どこかに行く事を考えておにぎりを準備しておいてよかった。
『なぎさ』号に乗って約４０分（ぐらいだったかな？）で西上泊に到着。とりあえずスカイ岬まで登ってみる。思ったより海の色はよくなかったが、ほどよい風が吹いて気持ちいい。１０分ほど居たが駐車場にツアー客を乗せたバスが見えたのでスコトン岬に向かって歩き出す。ちょっとした登り道が続いてスカイ岬を上から見える所まで来たら、スカイ岬の展望台はツアー客で混んでいた。さっき出発しといて良かった〜。
すぐに下り坂になって鉄府の港へ。集落の途中からゴロタ浜の海岸へ下りてみる。ここの砂浜は『穴あき貝』が落ちていて女の子に人気がある。自分もここで何度か拾っているので家に沢山あるのだが今回もまた少し拾ってしまった。そしてゴロタ岬への登り口へ。最後の難関？を前にちょっと息を整えてから登り始める。
最初はきょっとキツメの登り道。階段が付いているのだがこれがちょっとクセ者で、自分のペースを乱されるような間隔の段になっているので結構疲れる。でもこれを過ぎると緩やかな登り道なのでなんとか頑張る。途中小さな花を見ながらゴロタ岬に到着。天気がいいのでスコトン岬と海驢島（トド島と呼びます）がよく見える。
ここで昼食のおにぎりを食べながら、旅の話をしたりして休憩。３０分ほどしてから出発。これまでの登りとは逆に一気に下って車道へ出る。ここからは舗装した道でトド島展望台経由でスコトン岬まで歩く。須古頓（スコトンを漢字で書くとこう書きます）小学校跡、某有名とほ宿を横目に１３：３０頃にスコトン岬着。
岬の先端まで行って写真を撮ったり、売店でうろうろしているとＦＴ行きのバスが到着。そのバスに乗り込みＦＴまで。帰り道は疲れたのかずっと寝てしまった（いつもの事なんですけどね）。
ＦＴからは『なぎさ』号で宿へ戻る。今夜はお客さんが多くて１３人だった。
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９／１６の夕食
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朝の海を進む漁船 |
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注意？？？ |
目が覚めて外を見ると今日も晴天。漁に出る？小さな船をボ〜っと眺める。朝食の後、写真を撮ってＦＴへ。稚内からの一便で札幌のＫさんが到着。今年は５月末にここで会っているので約４ヶ月ぶりの再会だ。逆に稚内に向かう一便を見送ってからＦＴ前のお土産屋を見て周る。
そして利尻に渡るＭさん夫妻を見送る為ＦＴへ戻り、紙テープを渡して見送る。船が出てからは特に予定も無く、港の奥（漁港の方）にコンクリートで出来た新しい施設が見えたので行ってみる。入り口の横の看板を見ると、港の活性化の為？の新たな施設のようだが入り口には鍵がかかって中には入れなかった。
それから図書館や港周辺をうろうろしてから『さざ波』へ行ってここのメニューでは個人的に大好きなミソチャーシューメンを食べる。デザートに普通サイズのソフトクリームを買って（他にジャンボソフト、イレブンソフトの大型？ソフトクリームがあります。どれだけ大きいかは是非行って確かめて下さい！）食べながら桃岩に向かって歩き出す。
街を抜け、急な上り坂を越えて桃岩展望台へ。風が吹いていたが３日前ほど強くなかったので、しばし景色を楽しむ。３０分ほどしてから香深の街へ戻って港で一旦休憩してから、そのまま宿まで歩いて戻る。最終便で東京のＯさんも来た（Ｏさんも５月に会っている）。
夜、中富良野にいる友人から電話があり、「バイトが忙しくてこっちに来ても会えないかも」って連絡があったので、中富良野に行くのはヤメ。考えた末、２０日まで礼文に滞在する事にした。他の所へ行ってもよかったんですけどね。
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９／１７の夕食
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桃岩トンネル出口付近から猫岩遠望 |
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元地海岸で昼寝中
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利尻富士
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今朝もいい天気だ。今日は一便で１０人が島を離れた。
宿に戻ってから洗濯をして宿前のテトラポットで昼寝（まだ午前中ですが）。
昼前になって『なぎさ』号で香深の街まで乗せていってもらう。昼食に礼文の楽しみの一つである『ちどり』へ行く。ここは『ホッケのチャンチャン焼き』がとても美味しくて、もちろんビールを片手に『チャンチャン焼き』を食べる。いやぁ何度食べても美味しいですわ。
『ちどり』を出て、すぐ横の『さざ波』に行ってデザートのソフトクリームを食べる。
さてどこへ行こうかなと考えて、久しぶりに島に西側、元地へ向かって歩き出す。昨日と同じ道で山に向かって登り道を進む。昨日は途中でまっすぐ行くところを右へ曲ってトンネルに入る。ここのトンネルは交通量が多くないのだが、たまに大型車が来るのと歩道が無いので気をつけないとちょっと恐い。
トンネルを抜けて島の西側へ。グネグネの道を下りながら猫岩を見ながら元地海岸に到着。売店でビールを買って砂浜へ下りる。キラキラと輝く海を見ながら、あまり観光客がいないので静かで波と風の音を聞きながらまたまた昼寝。
帰りは手抜き？をしてバスに乗って香深へ戻る。宿まで歩いて戻り、着いてからとりあえず２０日稚内〜新千歳の飛行機の電話予約だけしておく事にした（空席の確認と特割を使う為）。
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９／１８の夕食。
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お客さんの荷物を背負ってポーズをとる宿主Ｆさん |
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利尻富士温泉入り口 |
今朝は今回初の曇り空とゆうか道路が濡れているので早朝に雨が降ったようだ。
『なぎさ』号でＦＴまで行くと、とうとう降り出してしまった。札幌のＫさんが一便で島を離れる。見送った後、ＦＴ内のロビーで二便の到着を待つ。怪我（病気だったかな？）の為今年は来ないと聞いていた浜松のＮさんが来る為だ。二便が到着して船から下りるＮさんの髪型を見てビックリ！頭が爆発してる！！本人曰く「雷が頭に落ちた！」そうだ（笑）。
さて今日は天気も悪いし、香深周辺も歩き尽くしてしまったので利尻行きのフェリーに乗って利尻温泉へ行く事にした。９：５５発の鴛泊行きに乗る。鴛泊に着き、歩いて約２０分で利尻温泉に到着。曇っているので利尻富士は見れないがゆっくり温泉に浸かる。
温泉の休憩室で『なぎさ』で作ってもらったおにぎりを食べて、鴛泊１３：２０発のフェリーで香深へ戻る。ちょうどＦＴにＮさんが居たので一緒に近くの店で買い物をした後、宿へ歩いて戻る。
宿でくつろいでいたが暇だったので、最終便の到着の出迎えに付き合う事にした。この船で’９８に『なぎさ』でヘルパーをしていた京都のＴさんとその友人、そして’９８／８にバイク事故で亡くなった滋賀のＯさんの御両親が初めて礼文に来る為だ。
船が着いて皆さんと再会の挨拶をしてから『なぎさ』へ戻る。
少ししてから夕食。今夜は『キタムラサキウニ』が出た。あぁ、今夜が『なぎさ』最後の夜かぁ・・・、あっ！荷物を片づけなきゃ。
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９／１９の夕食
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なぎさの見送り風景
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わかりにくいですが、機内から利尻が見えました |
最終日はなんとか晴れ間も見えて雨の中の出発でなくてよかった。宿前の写真の後、ＦＴへ移動。
ＦＴ前でも写真を撮って船に乗り込む。急いで見送りを受ける定位置？まで行って紙テープを落とす。『忘れないで』を聞きながら出港。「行ってらっしゃ〜〜い」「行ってきま〜〜す」思い切り声を出し、手を振る。
だんだんと港を離れ、手を振るみんなの姿が見えなくなり船の後部のオープン席へ移動する（船室内はツアー客が独占？していて座れないしうるさいし・・・）。天気がいいのでそんなに寒くないし、どーせ寝てしまうのでどこの席でもいいのですが。
目が覚めるとノシャップ岬の灯台を過ぎるところだった。船は岬を過ぎて右へ回り込む。目印？の全日空ホテルが近づいて稚内ＦＴに到着。
駅前の『ひとしの店』で『かにめし』（カニチャーハンみたいですがおいしいです）を食べてからバスに乗って空港へ。
１３：３５発のＡＮＫ４９６便に乗って新千歳へ向かう。機内から利尻富士が見えたのがちょっと嬉しい。離陸してからも右下の雲の隙間から利尻が見えた。
新千歳に着いてから札幌の友人に会うためにＪＲに乗って札幌へ。その友人のバイト先の店でビールを飲んで今回の旅の事とかいろいろ話をしてからまたＪＲで新千歳空港に戻り、１９：１５発ＡＮＡ７１４便で名古屋に向かって飛び立った。
今回は見事に礼文だけになってしまいました。でもこれだけいても飽きないんですよね。何故なんだろう？自分でもよく分かりません（＾＾；
次回、北海道へ行く時も他はちょこっとだけで礼文重視になってしまうんでしょうね。