[ホウライシダ科] PARKERIACEAE
カラクサシダ Pleurosoriopsis makinoi (Maxim. ex Makino) Fomin
福井県吉田郡にて 2003/10/18

ソーラスは黄色いカズノコを散りばめたようである。
「カラクサ」と命名したのは、この様子を唐草模様に見立てたのであろうか。羽片の周囲には毛が発達している。

同上

薄暗い湿った石垣に生えていた。 コウヤコケシノブやアオホラゴケなどの小さなシダと大きさがあまり変らないので、うっかりすると見落としそう。これらのシダは湿って膠質であるが、カラクサシダは草質であるのも見つけるポイントとなりそう。
図鑑目次に戻る