[ホウライシダ科]  PARKERIACEAE

ホウライシダ    Adiantum capillus-veneris L.


道路擁壁の水抜孔に着生。千葉ニュータウンにて。
もともと東南アジアから鑑賞用に入ってきたものが、いつのまにか町のあちこちに広がりました。当時は高級なシダとして珍重されたものだそうです。駅のホーム(*)の下や幹線道路の石垣などに見かけます。温室で大事に育てると葉が茂ってびっくりするほど美しくなります。町中のシダは埃と寒暑のせいで、貧弱です。
   (*) 都内JR神田駅中央線ホームの秋葉原寄り端など

実葉 このシダは実葉も栄養葉も大きさは同じ。

ソーラスは葉の先端がまくれた先に着く。

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