[イワデンダ科] WOODSIACEAE

タマシケシダ Deparia japonica×pseudo-conilii

  シケシダとフモトシケシダの雑種。   幼葉の時期は最下羽片が最大幅で、しかも白色の鱗片、鱗毛が旺盛で、フモトシケシダと紛らわしい。
  フモトシケシダも最初に出てくるのは裸葉であり、地面に伏せる。
  この個体はまだ実葉の時期でなく、裸葉であるが、実葉並みに立ち上がりたがる。


・・・・千葉県 鎌ケ谷市 小金中野牧捕込 にて
    芽だしの頃 2016/3/30 撮影
    イワヒメワラビのように柔らかい毛で一面覆われている
   

・・・・同上 最下羽片が最大
    葉柄下部鱗片は淡褐色
    葉軸下部の色はまだ黒みを帯びていない。
    フモトシケシダ同様に葉柄下部は青黒くなる場合が多い。
  

・・・・同上 
    幼葉の表面、葉軸には毛が密生している
    成長とともに白毛は消滅していく。

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