[ハナヤスリ科] OPHIOGLOSSACEAE
エゾフユノハナワラビ
Botrychium multifidum (Gmel.) Rupr. var. robustum(rupr. ex Milde)C.Chr.
秋田県湯沢市木地山(標高650m)にて (1998/11/08)
ハナワラビの分布のパターンとして、フユノハナワラビ → 関東近辺の標高500m以上ではヤマハナワラビしか出現しない。→
この変種がエゾフユノハナワビでヤマハナワラビより毛が多い ということです。
裂片は重なり合ったように混んでいる。フユノハナワラビと比べてください。
栄養葉の軸には毛が多い。と、いうことですが、ヤマハナワラビの毛の多さはどの程度なのか、これから
観察して行きたいと思います。
栄養葉と胞子葉の分岐位置が、オオハナワラビとフユノハナワラビでは違いがある(オオハナの方がフユハナより上部で分岐する)といわれているように、ヤマハナとエゾフユでもこの分岐位置の違いがあるとのことです。この写真では分からないですね。これも今後観察して行きたいと思います
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