ベルロードを少し入ると右てに「エスプラン」という洋菓子店があります。ここがかっての「覇王樹茶屋」(さぼてん茶屋と読む)で、この店の脇に石碑が建っています。
 弘化二年(1845)江戸を発った吟味役森七三郎の「江ノ島参詣之記書写」にも紹介されているかなり古いもののようです。
 この、お店の看板であったさぼてんも、明治四十四年の鶴見の大火で焼けてしまったとのことです。

 尚、石碑には
            みぎひだり つのを
   旧東海道鶴見   出して世の中を
   覇王樹茶屋跡   見たるもおかし
            さぼてんの茶屋
と刻まれています。



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