第56回ユーザーミーティング内容(Signa甲子園神奈川予選)
9.27.12

川崎幸病院が新病院になりました.

第56回神奈川GEMRUMが9/15日に開催されました.この日は毎年恒例のSigna甲子園2012神奈川予選です.午前中は晴れていたのですが,午後から時折雨の曇り空でした.そんな天気もぶちかませくらいな勢いのあるユーザ達が大集合.総勢21名での症例検討会&Signa甲子園予選になりました.まずは,中代表からのご挨拶から始まりました.この日も川崎幸病院様は大忙しということで,時間のない中で最大限努力して準備をしていただきました.中先生,はじめスタッフの皆様ありがとうございました.大変申しわけなく思っています.私は早めに行って屋上のコンビニで缶コーヒーを買いPCとスマホをいじっていました.屋上は眺めが良いですね.あーIphoneがテザリングができれば良いのにとつくづく思いました.4Sから5に乗り換えますか?

症例検討会トップバッターは相模原協同病院の長岡先生.急性期の脳梗塞症例で,ストロークセットをやってみたという症例でした.頚部のソフトプラークをCUBET1で描出できたということでした.CUBET1はVER23の新しい機能ですが,本当に綺麗に血管壁を出します.特に調整するパラメータもないので,あれですが.素晴らしくよくできたパルスシーケンスだと思います.いろいろやって新しいものを取り入れるということでした.

昭和大学藤が丘病院 本寺先生.藤が丘病院は整形領域に力をいれています.今回も手関節の病気キーベックの症例を持ってきてくれました.なかなか撮影しないので大変勉強になりました.撮像体位に関して,皆で話し合いを持ち,大変有意義でした.

横浜新市脳外の竹田先生.大動脈のVessel Wall Imagingの症例でした.2D-FSEで撮影しているということでした.最近ここの領域は当院でも撮影始めていたので大変興味がわきました.

秦先生の症例は右の虚血の症例.ASLで左右差があるのに核医学検査では左右差なしの異常なしということでした.遅れてくるラベリングされた血液の影響(DELAY)で,3D ASLのピットフォールになります.残念ながら正確なCBFを求めることはできないが,逆に言えば,灌流異常領域としては使えるので,そういう捉え方で検査を進めていってはということでした.

横浜栄共済病院 高橋の症例は,血行力学的脳梗塞の症例でした.拡散強調画像から頚部血管,はたまった大動脈の解離を疑っての,AORTA Low b拡散強調画像(Body Coil),AORTAのプラークを息止めLAVA-FLEXで描出.ここまでを30分で撮影したという症例でした.息止めLAVA-FLEX 簡便で綺麗に撮影できます.

さてSigna甲子園2012予選の開始です.今年も昨年に引き続き7演題のエントリー キタ!!ーという感じです.トップバッターは横浜栄 高橋でした.胸部のMRI関連の工夫でした.次に,再び相模原共同病院 長岡先生です.先生はΔFlowを基本とした撮像工夫でした.綺麗な画像でした.当院でもやっています.

北里大学病院 塚野先生 四肢関連の撮影をある手法←なんでしょうね??

で撮影した演題でした.工夫が素晴らしいと思いました.

昭和大学藤が丘病院 本寺先生 BBを用いたMRAの撮影でした.綺麗でしたね.ありがとうございます.

けいゆう病院 五十嵐先生,今年も工夫してきました.誰も思いつかない工夫.正直吃驚でした.ありがとうございました.

東海大大磯 上薗先生.腕神経叢の描出にある撮像シーケンスを用いたという発表でした.

川崎幸病院 中先生 最新の撮像シーケンスを用いなくても今あるもので十分使えますよ.ということでした.頚部プラーク描出の発表でした.

さてWINNERは ということで来年も是非皆さん,楽しみましょう.すでに戦いは始まっています.(笑)

Signa甲子園2012 秦代表のご挨拶,神奈川UMとしても今回の大会は最大限バックアップしますよ.!!

…Ÿ神奈川GE MR UMT…Ÿ