第26回神奈川GE1.0/1.5T UMT
01/24.06

1/21(土) 川崎幸病院様で第26回神奈川GE1.0/1.5TUMTが開催されました.あいにくの天気 関東は雪ということで参加者も少なめの18名でした.参加された皆さんご苦労様でした.雪といいましても関東では本当に久しぶり,東京で9cm, 横浜で11cmですので本当にすごかったんです.素手にフィルムはもう限界ということで恥ずかしながらコンビニで軍手を買っちゃいました.片手に傘,顔には雪が.....川崎駅からの道中は最悪でした

でも,そんな悪天候の中,なんと長野から1名.富山から1名の参加がありました.GEユーザはパワーがありますね.凄いです.

まずは先日のSIGNA甲子園の統括ということで栄共済の高橋から皆さんに報告いたしました.アンケートの結果 80%以上の方が参考になった.よかった!!ということでした.この結果に主催した一UMTとしては本当にホットいたしました.

尾崎さんのほうからは神奈川は銅賞を受賞したというお話がありました.今後の問題点など,全国にむけてどうしたら良いのか?そういったお話もありました.尾崎さん,今年もがんばろう.皆さん是非ご協力ください.

受賞した北里大学の佐藤さんから一言ということでした.でも単純にやっても面白くないので.

ぶっちゃけ 参加した本音はどう???との問いに

あのような大きな会は想定してなかった.でも銅賞もとれて参加できてとてもよかったということでした.今年も今から受賞できるように皆さんでがんばりましょう.

GEYMSの鈴木さんが本当に?RSNAに行ってきたのでいろいろお話を伺うことができました.

でついでにGEの本社も見学にいかれたそうです.MRベイの話はすごかったですね.僕も行ってみたい.

シカゴのダウンタウンも行かれたそうです.いいですね.僕も死ぬまでに一度行ってみたい.

ここはいろいろな雑誌やWEBがあるので簡単にHDe, HDxの3.0T. 1.5Tのモックアップ展示があったそうです.あとはもうポスターはなく,全部PCで説明だそうです.JRCもそうですよね.

一番左上の29エレメントの頭部,脊椎コイルこれ便利ですよね.当院でもこれは頻繁に使いそうです.

JRCもそうですが,勿論RSNAが先ですがPC説明が主流だそうです.僕は従来のポスターも好きですけど.だって暇つぶしに(待っている時間)に見れますもの....

このあとは参加した人のみの特権,いろいろなものが見れました.今回はwebの許可おりず残念でした.

最後のリムジンはすごかったですね.僕もオーストラリアで乗りました.でもあんなには大きくなかった.

川崎幸病院の中さんにIVIの脂肪削除の仕方をレクチャーしていただきました.

このソフトはオンコンソールにのってますが,見事なソフトです.他社の追従を許しませんね.でもこれ本当です.

カッティング,およびサブトラクション処理技術でここまで綺麗に!!!このサブトラクション処理が抜群なんですよね.このアプリは.MRCPや下肢の静脈TOFにも使えるということでした.

MR学会で話題だった非造影の鎖骨下動脈,GEの1.0T装置でもできるということでした.ボランティア画像ですが綺麗です.中さんの工夫,想像力に脱帽

長野から駆けつけた佐久総合病院の小林さん,デジカメで撮影しまくっていました.勉強熱心!!

小林さんはMRAのFOVを小さくしたら綺麗になった!!どうして???と逆質問 ピクセルサイズが小さくなり,層流,乱流の影響がなくなったため?との問いに北里の尾崎さんが理論的にそうだ!!とのコメント だから北里ではこのようにMRAを撮影しているとの追加コメント こりゃーまた頭部MRAに逆戻りですねとのコメントに一同うなずき 病院様によって,環境によっていろいろな使い方があるのを再確認 勉強になりました.

中さんからは頭部MRAで逆質問 皆さんMTCは使っているか?との問いに3施設からの答えでは使っていないということでした.脂肪削除の手間が原因みたいです.

北里大学病院の尾崎さんからはPHASE CONTRASTの原理と臨床応用のレクチャーでした.難しいですね.PHASE CONTRAST 尾崎さんのピッチをいただき,皆で復習しましょう.

その昔4.Xの時に配布されていたアプリケーションガイドを読んだきりなので,覚えているかと思いきや,全然覚えていませんでした.勉強中です.刺激になって良いですね.これがね,当院では重宝しているのです.臨床応用は皆さんからのFEED BACKを期待したいですね.

昭和大学藤が丘病院の高橋俊行さんは5.Xの装置を使って更にBODY DIFFUSIONをカスタマイズということでいろいろ検討されていることを話していただきました.

PHASE FOV を使用したり,XXのほうでマルチ加算したり,極めつけは周波数エンコードを64にして傾斜磁場の負担を軽く(TE若干短い), 位相エンコードを64 以上にしてZIP256にしたことでしょうか?理にかなってますね.B=500で画質も相当よくなったということでした.工夫すればできますよね.なんでも.

横浜労災の渡辺さんが非造影,造影ECVOを持ってきてくれました.スマートプレップの位置に皆さんの意見が集中

帝京大学溝の口の原子さん,椎骨脳底動脈は8分かけた3D PCが綺麗だ!!というおでした.僕もやったことないのでやってみようと思います.なんでもやってみないと始まらない.GATE TOFの条件を!!ということで皆さんシェアーしてください.

風邪でこれなかたった北里 秦さんの代わりに佐藤さんがお話を,テストインジェクションは2D SPGR冠状断を撮影 分岐部が見えたところをタイミングで撮影ということでした.尾崎さんは静脈が出ないギリギリのタイミングをみつけそこから3〜4秒手前で撮影とのことでした.なおI DRIVEは使っていないとのことでした.

けいゆう病院津島さんは頭頚部の3D TOFの画像と造影 鎖骨下動脈狭窄の造影MRAでした.10秒後に撮影,これで大丈夫ということでした.

長野の小林さん,川崎幸の中さんからも報告がありました.小林さんはテストインジェクションを横断でやっているとのこと,この前は静脈がでたので良い方法は?とのこと 冠状断で詳細に見れば というアドバイスに是非それでやてみるということでした.

中さんはGATE TOFの撮影タイミングを上部と下部で分けて撮影したらどうであろうと!!この若者は本当にいろいろなアイデアを出してきます.ミスターUMTです.このアイデアは布団の中,また朝方だそうです.僕は通勤の自転車ですね.あっというまに栄共済に到着します.

最後に私がECVOで撮影した際に静脈の逆流を見たという話と,造影できるなら造影したほうが医療費は安いんでないの?という話でした.問題提起でしたが皆,一生懸命考えてくださって御礼申し上げます.

さて神奈川GE1.0/1.5TUMTも次回から名称を変更 神奈川GEMRUMTとしてリニューアル 0.5Tのユーザも全員集まれということで次回は3月を予定してます.今話題のMRI認定専門技師の実験方法をレクチャー予定です.是非御参加ください.

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