神奈川GE1.0/1.5T UMT 20回記念大会-特集-
02/03.05

本当はもっとたくさんになり会場はパンク寸前でした。

神奈川GE1.0/1.5T UMT 20回記念大会大成功

1/29にけいゆう病院様にて第20回記念大会が開催されました。参加人数は64名と過去最高の人数になりました。御参加していただいた皆さん本当にありがとうございました。今回も北海道から長野までのユーザが集結しました。横河メディカル様の後援があってのこと本当にありがとうございます。場所を提供していただきましたけいゆう病院津島さん、ありがとうございました。

今回は今話題の半カブリMRAの原田さんPROPELLAおよびPETとDWIが比較検討可能な施設 南東北総合病院の赤石沢さん富澤さん工夫創意豊かな加算画像を使用したDWI鶴岡協立病院の酒井さんと内容盛りだくさんで比較的汎用性が高いのがよかったですね。本当に講演者の皆様ありがとうございました。今回もGEの皆さんががんばってくれて講演者の皆様のスライドを印刷してくれました。本当にお忙しい中、ありがとうございます。

まずはじめにGEの営業本部長、矢原史朗様に御挨拶いただきました。ありがとうございます。

初めてお会いしたので、大変恐縮してしまいました。わざわざお越しいただき本当にありがとうございました。

次にGEYMS MRセールスマーケティング部 森さんに祝辞をいただきいました。新横浜でやった第1回が懐かしいということでした。僕も懐かしい。森さんとお会いしてもう10年になります。本当に長いつきあいです。祝辞をいただきありがとうございました。

GE YMS MRセールス&アプリケーション部の中村さんに祝辞をいただきました。中村さんとともに歩んできた神奈川UMTでした。今後もイメージングオプションなどTIPSを教えてください。宜しくお願いします中村さんは九州から急遽かけつけてくれました。感謝、感謝

神奈川GE1.0/1.5Tへの思い 高橋光幸

まだ立ち上がって3年半ですが、20回もやってきたのかという思いです。本当に皆様のお陰です。ありがとうございます。まずは会場を10数回快く貸していただいた川崎幸病院のスタッフの皆様に御礼申し上げます。袴田主任様、中さんありがとうございます。そして今回会場を貸していただいたけいゆう病院様、本当にありがとうございます。津島さんいつもいろいろとありがとうございます。会場がなければ会は成り立ちません。本当にありがとうございます。

1.0TのUMTとして立ち上げましたが、今では1.5Tの皆様も合流して10数回のUMTになりました。本当に私個人、この会がなければ、マスターベーションでずーっと検査をしていたのかもしれません。そしてどんどん井の中の蛙になっていたことでしょう。この会から本当に多くのことを学ばさせていただきました。常識は非常識 この会を立ち上げて思った言葉です。今後も皆さんとすぐに使える情報を共有していきたいと考えています。是非今後とも神奈川のUMTに皆さんご参加ください。また初心に戻りフィルムレビューをやっていきたいと思ってます。勿論最新の話題、およびトレンドのことなど幅広い参加ユーザ層になるように最大限に努力していく所存です。是非皆様宜しくお願い申し上げます。

まじめの部分はこれくらいにして、今回はとても緊張しました。プロフィールをプロファイルなんてRFじゃないんだから ははは。

GEYMS 鈴木さん RSNAの報告をしていただきました。私のWEBにEXCITE HD, 3Tの情報を貼ってあります。是非ご覧下さい。

そうですね。紹介していないもので面白いのはGEは今度FBA(FREE BREATH ACQUISITIONS)と名をうっていくつかプレゼンがありました。FIESTAはとにかく。FIRM(FAST INVERSION RECOVERY MOTION-INSENSITIVE GRE)ASSETを使用して19秒で撮影した肝臓のT1強調画像がありました。これは使えそうですね。案外T1こまるんだよね。息止めできなくてね。DYNAMICもFBAでできればこんな良いことはないよね。あとはコネクターの差口が変化して新しいコイルすべてが使えるというようなアナウンスもありました。

これは僕の勘ですけど、RSNAでは64チャンネルなんてMRであり?GEならやりかねないよね。

さて本会もGE鈴木さんのお力添がなければ到底この会は成り立ちませんでした。本当にいつもありがとうございます。

PROPELLAということで南東北総合病院 富澤さんにお話をしていただきました。富澤さんは福島に行ったときに大変お世話になったのですが、もの静かな方で淡々と講演していましたね。若いのに立派でした。個人的には沢山質問があります。TRを変化させても撮像時間に変化がないのはどうしてでしょうか?疑問に思いました。TR2000が4分16秒、TR8000では4分8秒???TRはブレードの間なので時間が一緒というのはブレードの数が変化するということなのでしょうか?不思議です。常に低周波数成分を通るので、水強調画像になりやすいということでした。ここも面白い。それも納得です。この不可解なシーケンス、是非さわっていじりたおしたいものです。この撮像シーケンスの利用度はどれくらいなのか?も個人的に知りたいところです。冨澤さん、是非教えてください。今後とも宜しくお願いします。

当院でのBody−DWIの検討とPETとの比較 同じく南東北総合病院の若き貴公子 赤石沢さん。東海大学の高原先生も気になったこの演題、PETという確立された画像診断装置をゴールドスタンダードにできるのが実に羨ましいですね。10数症例でPETでPOSITIVEな症例をMR/DWIBSを施行したところ全例描出可能であったということでした。すごいですね。画像を見ていて思ったのですがDWIは曖昧な信号強度の部分があるので、それをどう考えたら良いということです。DWIBSだけでスクリーニングとなるとそういうところも克服しなければなりませんよね。赤石沢さんはお若いのにどうどうのしゃべりぷりで、いや、おみごと素晴らしかったです。基本はマイクの持ち方ですね。この後懇親会に行きましたが、さすがお若い、ものすごく飲んでいました。PropellaのBody-DWI期待してますよ。下記画像是非御参照ください。FUSIONはADW4.2でしょうか?マックのOSIRIXのFUSION機能 昨日高原先生に教わったのですが、素晴らしいですよ。是非、赤石沢さんMACでも試してください。

さー次は鶴岡協立病院の酒井さんです。酒井さんとは、昨年暮れの映像情報にてモニターの特集で御一緒させていただいたのですが、MRだけでなくすべてのことにおいて知識を持っておられるすごーい方です。今回は(TIPS)multi phase を使用したContourのDWI改善についてお話いただきました。これはDWIが1NEXしかサポートされてないので、マルチフェーズ(マニュアルで複数回繰り返して撮影)で撮影し、各画像を足し併せて病変を綺麗に描出させるという話でした。この方法を応用して腹部のDWIに用いたのが昭和大藤が丘病院の安田さんです。臨床に使える画像が提供できる。その方法を見つけたという意味で非常に汎用性の高い方法です。酒井さんのこういった姿勢に強く惹かれますね。酒井さんには昨年オファーを出しまたが、先日ようやく発表を引き受けてくださいました。本当にありがとうございました。SSFSEの加算というのも○でしたね。皆さん。

SIGNAにおけるDWIBSということでこちらはルーチンの神奈川の企画 ADVANCEのコーナーです。司会はおなじみ北里大学病院の秦さんです。もう皆さん知ってますよね。

北里大学病院の秦さんと同医療衛生学部の尾崎さんにこの20回記念講演の構成、企画を考えていただきました。素晴らしい企画をありがとうございました。僕は今このお2人ととても仲良くさせていただいています。とにかくこのお2人熱くて、病気なんだよね。いやー本当にお尻たたかれてます。

今回はデジカメ撮影御協力いただきありがとうございます。

横浜栄共済病院の高橋は9.xサイトとして単一コイル(BODY COIL)を用いてのBODY DIFFUSION(Low-b, High-b/DWIBS)の至適撮像条件および臨床画像を提示した。臨床画像は今話題のOSIRIXで色付けしたものを用いた。内容は配布した資料 ルーチンクリニカルMRIの別刷を御参照ください。なお5.XのHolizonでも使用できる方法を酒井さんの原法を応用した、昭和大学藤が丘病院の安田さんの方法も紹介した。なお安田さんの内容は次号GE Todayに掲載予定。こうご期待ください。

けいゆう病院の津島さんにEXCITEのサイトして発表していただきました。何はともあれ下記画像を御参照ください。はっきりいって当たり前ですが、アレイコイルの効果は抜群です。歪みはHigh Bandで押さえるのでASSETがなくても良いのですが、(ASSSETをいれなくても撮影できるということ)それにともなうSNの劣化をアレイコイルで補えるのは最高ですね。下記の舌ガンの画像の素晴らしさ、見て下さい。羨ましい限りです。RCCも驚いたのですが、こんなに綺麗に描出できるんですね。B=1000を用いても背景信号がころよい程度に残っているのがすごいですね。これはeff TEが短いためだと思いますが、うーん素晴らしいですね。津島さんも綺麗な画像を撮影できるとメールで送ってくれます。いつもありがとうございます。

さー今回講演の目玉であります。特別講演2 『Head MRAおよびNeck plaque imagingにおける撮像の工夫』ということで札幌医科大学の原田さんに御講演いただきました。

司会はすっかり風邪から復帰し、声も綺麗な北里医療衛生学部の尾崎さんです。

札幌医科大学の原田さんです。ベストショットです。皆さんおわかりになります。このようにとても気さくな方です。本当に喋りもコミカルで、なんどとなく僕も笑ってしまいました。皆さん原田さんの講演を非常に楽しみにしていたみたいでしたね。まず感想を一言で、やはりスーパー技師さんの異名だけあって、本当に創意、工夫が素晴らしいです。絶賛でしたね。

まず半カブリ(Hankaburi MRA//スマトラ沖地震でも日本のTSUNAMIを採用されましたので是非これでいかがでしょうか) 原田さんはいろいなネームを考案していたのですが、もう半カブリが有名になってしまって...という話でした。内容自体はRFのプロファイルをうまく利用してTOF効果を向上させたというものです。今後、いろいろな紙面などで本法が紹介される予定です。

次にBBのプラークイメージングこれも大変勉強になりました。T1FS, T2FSで腺組織よりもHighであればソフトプラークということでした。どちらも低ければハードということです。これだけ覚えておいてください。といういことでした。はい、原田さん。覚えました。腺組織の信号強度は表面にあるため均一性では5inchのほうが良いということでこちらを進めておられました。理にかなった方法論でなるほどと思いました。でも僕の施設3inchしかないんだよなー。がんばろう。

肩固め これもうすごいの一言 原田さんはネームをつけるのがうまいですね。この一言綺麗な画像でした。UMTに参加してくれた方は早速やってみてください。

すでに神奈川のMLでは原田さん、酒井さんの方法で話題は持ちきり汎用性が高いということが今回の目玉なんでしょうね。ということで、最大規模のUMTを非常に良い内容で終われたこと、本当に講演者の皆様に熱く、熱く御礼申し上げます。

最後にGEの開発 野崎さんから皆様にお願いということでお話がありましたよね。神奈川UMT MLのサポートいたしますので宜しくお願いします。

GEセールス&マーケティング 久保部長様に祝辞をいただきました。久保さんからは、本当にGEはUMTを大事にしていくんだ!!というお話をしていただきました。ユーザにとっては本当に嬉しいお言葉でしたね。是非、ユーザの生の声を聞いていただき、製品に反映していただければUMTの名前のごとくうまーくメーカとお付き合いできるものと思います。今後とも100回にむけてがんばりますので(目標は大きく持とう)宜しくお願いします。ありがとうございました。

懇親会に行きました。赤石沢さん、富澤さん、松村さんです。松村さん、幹事お疲れ様でした。デジカメありがとうございます。とにかくこの方たち、飲みますね。酒強いです。(えー見ればわかる??)この後お2人で夜遅くまで、飲んでいたそうです。すごい。

なにやらひそひそとお話している原田さんと尾崎さん、お2人からどんな会話が......おーっと奥では秦さんと酒井さんも会話しているぞ!!僕も混ぜてくれ!!手前は津島さんです。

こんな感じでずーっとMRIのこと話をしていました。ここに集まっている人は病気だと思います。はっきり言って。僕もそうですが、禁断症状が出ています。

ということで面白おかしく報告してきましたが、勉強すること、努力することばかりで大変ですが皆さん、がんばって日頃のうさばらしを是非UMTでやりましょう。次回はまだわかりませんが、今度はフィルムを中心にやりたいので是非皆さん、フィルムをご用意していただいてうさばらししましょう。今回の追試をしたらというようなコーナもあっても良いですね。面白いと思います。

20回記念大会の報告でした。 高橋光幸

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