テーマ:「ヨーロッパにおけるアニメーション文化の独自の発展形態についての調査と研究」
研究助成:サントリー文化財団
第6回研究会合
そろそろ定員いっぱいになります。
参加ご希望の方は早めにご連絡ください。
(2007.03.12)
日時:2007年3月17日(土) 午後2時30分から
場所:「世界史研究所」会議室(JR渋谷駅から徒歩3分、アイビスビル10階スカイガーデン)。地図はこちら。
● 講演
[1]牧野 貴(映像作家)「ブラザーズ・クエイより受け継いだ光と音──その発展と応用」[2]辻 直之(アニメーション作家)「ヨーロッパへの憧れについて、から始まる雑音」
今回は、きわめて独自の映像世界を展開する、ふたりの作家にお話ししていただくことにしました。ひとりは木炭画アニメーションの辻直之氏。今年だけも2月はじめにニューヨーク近代美術館(MOMA)で上映されたほか、3月から4月にかけてはロンドンでのグループ展にも参加し、その後さらにアメリカでのDVD発売をひかえるなど、辻氏がくりひろげる国際舞台で大活躍はとどまるところを知りません。(2/26から3/1まで東京・渋谷のアップリンク・ファクトリーで新作をふくむ辻作品の上映イベントがあります。)
もうひとりは〈光〉と〈音〉の映像作家、牧野貴氏。2001年に単身ロンドンに渡り、ブラザーズ・クエイのもとで映像表現を学んだという経歴の持ち主。帰国後もフィルムによる映画製作をつづけ、ライブスペースやギャラリーなどで上映活動をくりひろげており、そのなかでジム・オルーク、山内桂、Tamaruといったすぐれたミュージシャンたちとのコラボレーションにも力を注いでいます。映像やアニメーションに関心がある者すべてにとって、ふたりの話はこのうえなく興味深いものとなるでしょう。 ──W.A.
左:辻直之『3つの雲』(2005)より Image Copyright (C) 2005 Naoyuki Tsuji
右:牧野貴『No is E』(2006)より Image Copyright (C) 2006 Takashi Makino
*参加・聴講希望の方は下記アドレスまでかならずご連絡ください(参加費無料)。
そろそろ定員いっぱいになります。参加ご希望の方は早めにご連絡ください。
(座席の関係から、ご連絡いただけていない方の参加はお断わりせざるをえません。あしからずご了承ください。)
問い合わせ先:赤塚若樹 (本プロジェクト代表/首都大学東京 都市教養学部 国際文化コース 表象言語論分野)
email:wakagi[at sign]a.email.ne.jp
([at sign]を@になおしてください。一両日中にかならずご返事いたします。返事がない場合はメールが届いていない可能性があります。そのさいは再送信してください。)
第5回・研究会合
詳細が決まりました。(2006.11.21)
日時:2006年12月2日(土) 午後2時30分から
場所:「世界史研究所」会議室(JR渋谷駅から徒歩3分、アイビスビル10階スカイガーデン)。地図はこちら。
● 公開インタヴュー&フリートーク
ゲスト──小川功 (フリー編集者、元ペヨトル工房)
真部学 ([株]アットアームズ)
聞き手:赤塚若樹(本プロジェクト代表)
【特別上映】アットアームズのご厚意により、ブジェチスラフ・ポヤルの日本未公開作品(2005年制作、20分)をご覧いただけることになりました。今回はこれまでとは趣向を変え、ヨーロッパのアニメーションの普及に貢献のあるおふたりを招いて、お話しをうかがうことにしました。
お迎えするのは、現在のアニメーション・ブームのきっかけともいえる『夜想』の34号「パペット・アニメーション特集」、35号「チェコの魔術的芸術特集」ならびに『YASO2-:+』の「シュヴァンクマイエル特集」などを手がけた編集者の小川功氏と、チェコ・アニメーション作品ならびにシュヴァンクマイエルの新作『ルナシー』の配給を手がけるほか、中・東欧の絵本の紹介にも尽力している(株)アットアームズから担当部門代表の真部学氏です。
おふたりにはアートの一ジャンルとしてだけでなく、文化産業としてのアニメーションについてもいろいろと語っていただきたいと思っています。──W.A.
[上・左より]『夜想34』(パペット・アニメーション特集、1998年)、『夜想35』(チェコの魔術的芸術特集、1999年)、『YASO2-:+』(シュヴァンクマイエル特集、2001年)──いずれも小川功氏が編集を手がけた書籍です。
[下・左より]ミハエラ・パヴラートヴァー『反復』(1994年)、ヤン・シュヴァンクマイエル『ルナシー』のちらし(11/18より公開)
──いずれも(株)アットアームズが配給し、真部学氏が担当する作品です。
*参加・聴講希望の方は下記アドレスまでかならずご連絡ください(参加費無料)。
(ご予約いただけていない場合、座席の関係からご入場いただけない可能性があります。定員は40名とします。あらかじめご了承ください。)
問い合わせ先:赤塚若樹 (本プロジェクト代表/首都大学東京 都市教養学部 国際文化コース 表象言語論分野)
email:wakagi[at sign]a.email.ne.jp
([at sign]を@になおしてください。一両日中にかならずご返事いたします。返事がない場合はメールが届いていない可能性があります。そのさいは再送信してください。)
第4回・研究報告・発表会
日時:2006年10月28日(土) 午後2時30分から
場所:「世界史研究所」会議室(JR渋谷駅から徒歩3分、アイビスビル10階スカイガーデン)。地図はこちら。
● 研究発表 [1]権藤俊司(アニメーション研究家/東京工芸大学)「『やぶにらみの暴君』と『王と鳥』」
● 講演
[2]倉重哲二(アニメーション作家)「源泉としてのヨーロッパ、戦略としてのアンチ・ヨーロッパ──自作を振り返って」
倉重哲二『兎ガ怕イ』[うさぎがこわい](2002)より Image Copyright (C) 2002 Tetsuji Kurashige
*どなたでもご聴講いただけます。専門的関心のあるみなさまのご来聴を歓迎いたします。
(とくに予約の必要がありませんが、座席ならびにレジュメなど配布物の用意の関係から、あらかじめご一報いただけますと幸いです。)
問い合わせ先:首都大学東京 都市教養学部 国際文化コース 表象言語論分野 赤塚若樹
email:wakagi[at sign]a.email.ne.jp
([at sign]を@になおしてください。一両日中にかならずご返事いたします。返事がない場合はメールが届いていない可能性があります。そのさいは再送信してください。)
第3回・研究報告・発表会
日時:2006年9月30日(土) 午後2時30分から
場所:「世界史研究所」会議室(JR渋谷駅から徒歩3分、アイビスビル10階スカイガーデン)。地図はこちら。
● 報告:<第11回広島国際アニメーションフェスティバル>を訪れて [1]土居伸彰(東京大学大学院在籍)「第11回大会概要報告:コンペティション入選作品の傾向とそこに無かったもの」
[2]大嶺沙和(映画研究家)「広島の位置」
● 講演
[3]大山慶(アニメーション作家)「私にとってのアニメーションとは」
大山慶『診察室』(2005)より Image Copyright (C) 2005 Kei Oyama
*どなたでもご聴講いただけます。専門的関心のあるみなさまのご来聴を歓迎いたします。
(とくに予約の必要がありませんが、座席の関係から、あらかじめご一報いただけますと幸いです。)
問い合わせ先:首都大学東京 都市教養学部 国際文化コース 表象言語論分野 赤塚若樹
email:wakagi[at sign]a.email.ne.jp ([at sign]を@になおしてください。)
第2回・研究報告・発表会
日時:2006年3月26日(日)、午後3時〜。
場所:「世界史研究所」会議室(JR渋谷駅から徒歩3分、アイビスビル10階スカイガーデン)。地図はこちら。
研究報告・発表―― [1]中村泰之(メディア・アーティスト/常磐大学)「アニメーション表現技法の多様性について」
[2]井上徹(映画史研究家)「スタレーヴィチの人形アニメーション」
[3]鈴木正美(新潟大学)「サプギールとアニメーション」
*どなたでもご聴講いただけます。専門的関心のあるみなさまのご来聴を歓迎いたします。
(とくに予約の必要がありませんが、座席の関係から、あらかじめご一報いただけますと幸いです。)
問い合わせ先:首都大学東京 都市教養学部 国際文化コース 表象言語論分野 赤塚若樹
email:wakagi(at)a.email.ne.jp
研究報告・発表―― [1]古永真一(早稲田大学)「ラウル・セルヴェとベルギー文化」
[2]土居伸彰(東京大学大学院在籍)「アニメーター時代のユーリー・ノルシュテインとソユズムリトフィルム(仮)」
[3]鈴木正美(新潟大学)「コルネイ・チュコフスキイ原作のアニメーションについて」
*とくに予約の必要はありません。どなたでもご聴講いただけます。専門的関心のあるみなさまのご来聴を歓迎いたします。
交通:京王線「南大沢」下車、徒歩6〜7分。
アクセスマップ:南大沢キャンパスまではこちらを、大学構内についてはこちら(の本部・文系ゾーン)とこちら(の (2) 人文学部)をご覧ください。
問い合わせ先:首都大学東京 都市教養学部 国際文化コース 表象言語論分野 赤塚若樹
email:wakagi[at sign]a.email.ne.jp ([at sign]を@になおしてください。)