二月堂への道・夏
Nigatsu-do Hall in summer
「私はこの境域のどの一角もすきである。とくに一ヶ所をあげよといわれれば、二月堂のあたりほどいい界隈はない。」(司馬遼太郎「街道をゆく」)司馬さんの文章を読んで、何がうれしいかというと、自分自身を含め、人間というものが嫌いでなくなることだと思う。ここの石畳は何度歩いても楽しい。