建長寺仏殿
Butsuden Hall of Kencho-ji Temple

三門からの仏殿。午後1時から三門の下で説法会が始まった。今日のテーマは「仏教とは何か」であり、眉目秀麗な青年僧が参拝の方々にお話をされていた。失礼ながら背中で説法を聞きながら仏殿をスケッチする。
「仏教とは、どうすれば苦しみを超えられるかを説いたものです。苦しみには根本的な苦しみである、生・老・病・死の四苦に加え、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦、の四つの苦しみがあり、合わせて八苦と言います。いわゆる四苦八苦です。この苦しみからのがれるには、・・」と続く。
サラリーマンの場合は、求不得苦(求めるものが手に入らない苦しみ)もあるが、やはり怨憎会苦(恨み憎むものに会う苦しみ)が一番の苦だろうなあ、と思いながら聞いた。絵は上の空だ。(2011-1-22)