文殊仙寺 奥の院
Main Hall of Monju-Senji Temple

本尊の文殊菩薩像は12年に一度公開される。寺の配置は独特で、参道の石段をまっすぐに上るとこの本堂に辿り着く。旧千燈寺や岩戸寺に似ていないこともないが、国東の山岳寺院は各々の地形に合わせて伽藍の配置が決まるので、定石どおりの配置にはならない。そこが面白いところだ。奥の院の背後はもちろん岸壁であり、石窟がある。これは国東の天台寺院の定石だ。