南円堂開扉
Fuku Kenjaku Kannon, seated ; Nan-en-do Hall of Kofuki-ji Temple

97年の落慶法要特別開扉の時の内陣。漆の色が鮮やかだ。
貫首の多川俊映師によれば、興福寺の中で最も活気のあるお寺とのことで、西国三十三ヶ所の第9番札所。確かに、いつ来ても香煙が立ち昇り、参拝の人が絶えない。
かつてここにあった法相六祖像も含め、本尊の不空絹索観音、四天王像(写真)は運慶の父康慶の作。