普段はここから奥には入れないが、6年前の秋の宝物風入のときに建物の中を拝観した。 以下はそのときの感想。 「桧皮葺で、禅寺としては思ったよりも線が細く、小ぶりな建物という感じがしたが、かつて鶴岡八幡宮の、今の近代美術館あたりにあった「太平寺」という尼寺が廃寺となったときに貰いうけた建物とのことで、納得した。若い坊さんの説明で、第二層の垂木が扇を開いたような形をしていることを知った。」 雨の日の国宝もまた格別だ。 次へ