Column●コラムのページです。

末盛千枝子展に私の4冊の絵本原画も展示

2023年4月19日・記


4月15日(土)より市原湖畔美術館にて「末盛千枝子と舟越家の人々ー絵本が生まれるとき」展が開催
され、末盛氏と制作した私の4冊の絵本(舟越カンナ氏・文)の原画もほぼ全点展示されました。
またその中の「そらに」がアニメーション化(末盛春彦氏・プロヂュース/柴田理恵氏・アニメイト)
され、開催初日が完成作の初観賞でしたが大画面の迫力に圧倒、感動を覚えました。
是非、皆さんに美術館へ足を運んで頂けたら幸いです!!(6月25日まで開催)

市原湖畔美術館・https://Ism-ichihara.jp/

蜃気楼?

2022年11月29日・記

空、雲って不思議ですね。
家の窓からぼんやりと外を眺めていたら
夕焼けに照らされた石鹸の泡立ちのような雲が
まるで蜃気楼に見えパチリと撮ったら
今度は手前のブルーの水平な雲が海になっていた。

映像も不思議だ・・・

森山大道?

2022年10月31日・記


夕暮れのバス停前の寂れた風景に
ふっと森山大道の写真が重なった。
懐かしい、半世紀前のまだ美大生だった頃、
ブレ、荒れの写真表現に魅せられた。
1970年代前半は写真家の黄金期だったような・・・

2022年4月、ネム永眠

2022年6月20日・記

4月1日に一週間の入院闘病の末、ネムが22歳で永眠した。
この写真は入院前にいつものお気に入りの椅子で日向ぼっこ
している最後の姿です。
まだ元気だったのに突然喀血し・・・

長い間一緒に居てくれてありがとう!

2020年・子年

2020年1月1日・記

新年おめでとうございます

今年こそ まともな政治が 行なわれますように!

ネムは100歳超に!

2019年4月27日・記

ネムが今月20歳(人間に換算すると100歳超との事)に
なりました。

オメデトウ!

●ネム談 「おいら まだまだ ブイブイいわすゼ〜!」

ブイブイ?あんた平成生まれだろ!昭和の臭いがするぜ・・・

絵本「おそらに はては あるの?」がチコちゃんに・・・

2019年4月27日・記

絵本「おそらに はては あるの?」が4月5日、6日(再)
放映のNHK番組「チコちゃんにしかられる」で紹介されました。
森本レオさんによる本文のソフトな朗読が素敵でした。

★先日、玉川大学出版部からうれしい重版の知らせが届きました。

 なぜ よるは くらいのか?の謎を
 たくさんの皆さんに届けられたらいいなあ!


ここはルーマニア?

2018年12月18日・記

初雪が降った翌日結露越しに見える青空が美しかった。
接写気味に撮ってみたら思い掛けず水滴が際立つ
不思議な風景画になっていた。
じっと見詰めているうちに何故かドラキュラ伝説がある
ルーマニアの街並に思えて来た。

一度も訪れた事がないが・・・

Mac Book Air

2018年8月19日・記

現在使用しているiMacのOSが古くなりWeb対応に支障が出始めたので
インターネット専用にMac Book Airを購入した。
PCでイラスト制作は数十年やっているが機器に関しては未だ赤子同然の
無知なので機器の選択からセットアップ、ネット設定まで全て
専門家に依頼する事にした。
幸い近くの大きな文具店の中にMacに強いPC修理他、全般に渡って
相談出来る会社が出店していたので事がスムーズに運べた。
担当して下さったKさんは今時質問するのも憚れる初歩的な事
(マウスの代わりの指での操作他、多々多々多々)にも懇切丁寧に説明して下さり、
有り難く神々しさまで感じられた。
Kさんのような学校の先生がいたらさぞかし生徒は幸せだろうなあ。

今後ともよろしくお願いします!

熊谷守一展を観て

2018年3月26日・記


先日東京国立近代美術館で熊谷守一展を観て来た。
芸大時代の油絵から絶筆までの原画を網羅したかなり大掛かりな展覧会だった。
やはり赤い輪郭線のシンプルな画面のいわゆる熊谷守一スタイルに
なってからの絵は画集で感動していた以上に絶品だった。
熊谷守一ってこんなにも色の魔術師だったんだ!と
思わず叫びそうになった。
解説にスタイル確立当時マチスからかなり刺激を受けていたとあったが
それも自分には嬉しい納得だった。

また一人心の絵の師匠が増えた。

2018年・戌年

2018年1月1日・記

あけまして おめでとうございます

良い一年でありますように!

今年は戌年、昔、実家で飼っていた犬(名前はルル)を
モデルに年賀状を作ってみました。
当時の姉の勤務先の守衛室にまだ子供の野良の状態で迷い込んで
来た犬で保健所で処分される寸前のところを引き取って来ました。
とても性格の良い賢く可愛い犬でした。

もう一度野原で思いっきり一緒に駆け回りたいなあ・・・

瑞々しく蘇れ

2017年7月11日・記

もう枯れたかなと諦めていた挿し木に先日小さな二葉が顔を出し
瞬く間に大きく羽根を拡げた形に成長した。
瑞々しい生命力に感動していたらもう一枚下の方にも可愛らしく
顔を出し始めた。うれしくて毎朝霧吹きしながら「ありがとね」と
声を掛けている。それにつけても今のオゾマシイ為政者によって蹂躙
され萎れてズタズタになった日本、彼等の全ての膿を一掃して一日も
早くこの挿し木のように瑞々しく蘇って欲しい。

本当の意味の「美しい日本」に!

ローランサンの雲

2017年6月14日・記



ふと空を見上げると雲に夕焼けの照り返しが映っていた。
グレーとピンクのコラボレーションが美しかった。
マチエールを含めてローランサンの絵の色調にそっくりだと思った。

ローランサンの雲と名付けよう!

2017年・酉年

2017年1月1日・記

あけまして おめでとうございます

良い一年でありますように!

今年はサボラずコラムを載せたいと思います。

どうぞ よろしく!

今冬初めての雪

2016年1月18日・記

暖冬で雪無しの冬で終るかな?と思っていたら
今朝いきなりのどか雪。
雪の日は幾つになってもちょっとワクワクした
気持ちになるもので、童心に還って窓の曇りを
手のひらで拭きながら模様など作ってみた。
その隙間から飛び込んで来た等伯の「松林図屏風」
のような風景にびっくり。
彼の墨絵は画集でしか見た事がないのでいつか実物
をじっくり観たいなあ。

2016年・申年

2016年1月1日・記

あけまして おめでとうございます

良い一年でありますように!

エヴァー・フレッシュの花

2015年5月31日・記

観葉樹のエヴァー・フレッシュの花が満開で
部屋中にお香に似た匂いを放っている。
タンポポの綿帽子のような完全な球体の形は
どこか神秘的で威厳さえ感じさせる。
このフワフワな花弁一本もいつか人間の傲慢さで
地上から消えてしまうのだろうか・・・
所詮蚊の足一本だって無から創りだせない人間なのに
いったい何やってんだろう

クレーの絵?

2015年5月11日・記

連休に杉戸洋展を観に県立美術館に出掛けた。
彼の絵は初めての出会いだったがとても刺激的だった。
帰りにいつもはただ素通りする玄関前広場の石壁が
突然モダンアートのように眼に入った。
えっ!!これってクレー?
そう謂えば彼の絵にクレーの匂いを感じたんだよなあ・・・
思い掛けず鋭敏な感性を貰えた一日でした。

オキーフの花のように

2015年4月19日・記

窓辺に活けたチューリップが今朝大きく花開いていた。
花弁を閉じた愛らしい姿と違い
凄みを漂わせている生命感にジョージア・オキーフの
花の絵を思い出した。
彼女をちょっと真似て接写でトリミング・・・

仙台にも新緑が

2015年4月11日・記

久し振りに住居の裏手にある橋を渡ったら
川沿いの処に新緑が始まっていた。
もうじき山の方も微妙な色調の差のある黄緑色で埋まり
爽やかなという言葉がピッタリな風景になるだろう。
私は一年の中でこの時季が一番好きだ。

ミステリアスな隙間

2015年2月5日・記

ドアの隙間に冬用のスリッパが片方だけ覗いていた。
何かミステリアスな感じがした。
もし自分が推理作家だったら面白い作品が出来そうだなあ。
表紙にはこの写真を使って・・・

寒波襲来

2015年1月21日・記

寒い 寒い 寒い!!

2015年・未年

2015年1月1日・記

あけまして おめでとうございます

良い一年でありますように!

冬の光

2014年12月17日・記

ちょっと早起きした朝、カーテンを開けるとキッチンの壁に
大胆な幾何学模様が映しだされた。
夏とは違い冬の柔らかい光と影は寒さに縮んだからだと心を
ホッコリさせてくれた。

偶然の美にはかなわない・・・

2014年1月28日・記

テレビを見ていた眼がフッと隣の部屋に転じると
部屋干ししていたTシャツにぶつかった。
何気なく選んだハンガーの3色とTシャツの白が
やけに目に染みた。
いつもこんな偶然の美を計算して生み出せたら
いいのになあと願ってしまう。

2014年・午年

2014年1月1日・記


あけまして おめでとうございます
良い一年でありますように!

月光

2013年4月30日・記

レースのカーテン越しに見える月明かりが面白かったので
写真を撮ってみた。
レースの隙間からでは暗すぎて多分何も写らないだろうな
と思ったらまるで北欧の湖畔のような景色が出現していた。
手前の民家の屋根などが全てブルーのトーンに省略された
せいだろう。さらに右下の外灯までが湖上に反射する月光
に変幻している・・・

レンズを透す光の魔術に乾杯!


篠田桃紅に触発されて

2013年3月25日・記

今日の東京新聞WEBのコラムで篠田桃紅という水墨抽象画家の存在を
初めて知った。今月の二十八日に100才を迎えるそうだが今尚現役
で精力的に制作し続け、また劇的とも言える経歴に興味を惹かれ作品
画像を検索してみた。
何故こんな凄いアーティストを今まで知らなかったんだろう・・!
フッと一生の不覚という言葉がよぎった。
と同時に作品を前に(WEB画像であるが・・)金縛り状態になれる
快感を久し振りに覚え、桃紅に出会えたことに感謝した。
虚脱状態でぼんやり窓辺を見遣ると普段は葉っぱだけになったただの
鉢植にしか見えないのに逆光の中の佇まいがとても幽玄で美しく感じ
思わずパチリとやっていた。

今日、彼女から新鮮なエネルギーを貰えたのかもしれない。



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