伊豆のメッキ

今回も伊豆にメッキ、カサゴを狙いに行ってきました。
ついいつもの釣り場入ってしまうので、今回は新規開拓をテーマにしています。
海は基本的にはどこもメジャーフィールドに属しますが、一部だけ名前を伏せています。


12月08日
    2:30  出発。

         早過ぎる。が、仕方ない。
         管理人は釣りに行く興奮で11:30から2:00まで眠れず、
         布団の中で悶々としていたのである。
         睡眠不足であるが、出発する。
         しかし、それ以前に7:00から11:30まで眠っていたのは公然の秘密である。

         管理人は至って健康である。

    5:45 青野川到着。
         今回は下田の稲生沢川は通過した。
         前回の巨大な鱗は気になるところであるが、新規開拓の為に青野川を起点とした。
         前回メッキが出た橋のたもとに車を止める。
         寒い。今日の気温は2度Cである。
         一昨日からの寒波で南伊豆の気温も低下した。
         急激な気温の低下と水温の低下は、小魚狙いの管理人にとって大きな敵である。

         心を引き締めてタックルの準備を開始する。
         が、暗くてラインを結べない。

         引き締めた心を、緩めることにする。

    6:00 ようやくタックルの準備を開始する。
         ヒラフッコ狙いのベイトとメッキ狙いのスピニングである。

         水面は・・・。
         いつものように、ボラの群が喜びの3連ジャンプを見せている。
         追われている様子は無い。

         まずは、ヒラフッコを狙い橋脚周りを探る。
         反応は無い。    
         堰堤の先端部分から、広く探る。
         反応は無い。

         右方向に15Mくらいの位置でスズキクラスのボイル。
         すかさず、キャスト。

         反応は無い。

         管理人は、ベイトタックルを足元に置いた。
         釣れない魚には、用は無い。
         管理人の辞書に辛抱とゆう言葉は無い。

         もう一度、ボイル。
         すかさず、ベイトタックルに持ち替えキャスト。
         
         反応は無い。
         管理人の辞書には、往生際とゆう言葉も無い。
         

         ここで、メッキ狙いに切りかえる。
         ルアーは前回のヒットルアー、380円ポッパーである。
         堰堤の先端から、やや左方向へキャスト。
         逆光の中、ルアーの後ろで水面が騒ぐ気がする。

         もう一度キャスト。
         今度は見えた。
         一発目のアタックでフッキングした。
         元気一杯のファイター、23CMであった。
   

前回よりちょっと小さい23CM

とはいえ、中の上サイズです

ルアーは380円ポッパー

グーグーと泣きます

         写真を撮って、手に持ったところでグーグーと抗議の声を上げて不満を訴える。
         慌ててリリースする。

        *このポッパーは、思ったよりも使い安いです。
         バランスが悪いのか、前が沈み気味で、高い足場が多い海では反って良いようです。
         ただ巻きで、ポップ音とダーターのような動きで水面下を走ります。

         その後10投くらいの間、ポッパーに出つづけるがフッキングしない。
         そして、出て来なくなった。

         次は、水面下を探る。
         シャッドの赤金を選択し、左方向にキャスト。高速で巻き取る。

         4〜5mくらいの距離まで来たときに、右の方向で銀色の光が煌く。
         目の前を素晴らしいスピードで横切り、ルアーに激突する。
         頭にフッキングした20CMであった。


20CMのメッキです
サイズとしては、中の中です
ルアーは赤金のシャッド(ダイワ製です)



         勢いを得てキャストを開始する。

         一投目で、ルアーだけ飛んで行った。

         残念であるが、仕方ない。
         管理人の辞書は、あきらめとゆう言葉に満ちている

         別のワタカカラーのシャッドを使用する。
         チェイスが数回あるがフッキングしない。
         そのうち、チェイスも無くなった。


   8:00  移動をする。
         青野川の河口左岸付近を探る。
         船溜まり、マンメイドの周りを探るが、ベイトの影さえみえない。
         別の場所へ移動を決意する。

         田牛漁港。初めての場所である。
         港内は砂地にゴロタが点在するが、プアーな印象である。
         数投するが、ベイトの影さえ無い。

         漁港内のスロープで漁師さんが、大声をかけながら船を出している。
         一艘が波を蹴立ててスロープを駆け下る。
         なかなか勇壮な光景で、管理人が見ていると漁師さんも自慢気である。

         そして、もう一艘。
         漁師さんから大きな罵声が上がる。

         前の船とぶつかってしまった。
         一気に険悪な雰囲気になったようだ。
         管理人は、居たたまれず立ち去ることにする。

         小稲漁港。本当に小さな漁港だが、過去メッキの姿をよく見かけた。
         今日はいないようだ。
         根魚の反応も無い。
        
         大瀬漁港。
         比較的大きな漁港である。根魚狙いで試したことがある。
         いないようである。

         中木漁港。
         前回、シイラの群が入ってきた港である。
         今日は鯵さえいない。

         入間漁港。
         昔一度だけ来たことが有る。
         港内に海藻が繁茂して、メバル、ベラが良く釣れた憶えがある。
         今回は、海藻が無い。
         魚もいない。

         妻良漁港。
         何もいない。

         子浦漁港。
         いつもメッキをみかけるが、何もいない。

         落居漁港。初めての場所である。
         雰囲気は悪くないが今日は何もいない。

         伊浜漁港。初めての場所である。
         悪くないが、何もいない。

         南から上がってきたが、西伊豆方面は魚の姿が消えていた。
         残念だが、今日はいつものお助けポイントでカサゴでも釣って終わりにする。

         ハオコゼが釣れただけだった。


    まとめ
        今回の釣行では、青野川でメッキが釣れたのみで、余り良い結果は得られませんでした。
        急激な気温低下により、一時的に魚の活性が下がったせいだと思います。
        伊豆では、毎年12/初〜12/中に水温が一気に下がる時が有り、
        小魚の姿が消えてしまいます。
        大物狙いの釣り人は、これを待って本格的な冬磯の釣りを開始するようです。

        管理人のように小物ばかり釣っていると、これは頭の痛い現象です。
        しかし、しばらくすると小魚も少しずつ帰ってきますので楽しむ程度はできるようになります。