伊豆のメッキ

今回は伊豆にメッキ、カサゴを狙いに行ってきました。
冬になると南伊豆から西伊豆にかけて、釣れるものなら何でも釣るので、
この冬の為のデータ収集がメインテーマです。
会社の同僚、宮本氏との釣行です。

今回は写真が有るので、下手な文章を入れずにデータ主体です。

海は基本的にはどこもメジャーフィールドに属しますが、一部だけ名前を伏せています。


11月20日
    6:30  河津川。
         ここは、シーバス(ヒラスズキ)、メッキのポイントである。
         残念ながら、早起きのサーファーが、河口のブレイクを使って楽しんでいたので通過。
    7:00 下田、稲生沢川。シーバス、メッキポイントである。
         ジグヘッドを使用しテクトロ、ピッチングで多数の船の間、岸壁を狙う。
         ここの岸壁は、下面がえぐれておりシーバスはその中に入っていることが多い。
         船と岸壁の50cmくらいの隙間にジグヘッドを落とした時に、小さなバイト。
         ロッドを立てて聞いてみると重みがのるが、即バレル。
         フックに2cm以上もある鱗が付着していた。
         あまりに大きな鱗なので、宮本氏と顔を見合わせる。
         その後、メッキを10分程度。
         15cm程度のメッキが追いを見せるがヒットには至らず。
         この川は、更に上流にポイントが集中するが、今回は見合わせる。

         今日の感触では、平年並にメッキは入っている模様。

    9:00 青野川。メッキの有名所である。
         河口に向かって左岸を河口から船溜まりまで探る。
         魚影が余り無い。チェイスが1回。ボイルも無い。

   10:45 河口部をあきらめ、移動を開始。その途中で青野川を渡る橋の下を試す。
         ここは、比較的人が多いが、今日は無人である。
         ここで、ポッパーにヒット。
         着水と同時に背鰭を見せてアタック。空振り。2度目も空振り。
         3度目にフッキング。一投目であった。
         ぴったり26cmで、この辺りの最大サイズに近い。
         デジカメ初獲物がナイスサイズのメッキで縁起が良い。

               


26cmのメッキ
このサイズになるとミニトレバリーらしいファイトを見せる
水面を切り裂くスピードが楽しい


ルアー : 380円の何だか分からないポッパー


        死滅回遊魚であるメッキは持ちかえって食べてしまうが、
        まだシーズンは始まったばかりなのでリリースする。
        刺身サイズであった。


ポイント写真である
バスがいそうなエリアである

  11:20 仲木漁港。メッキの実績は無いがチェック。
        ボイルも魚影も無い。
        餌釣りの人たちは順調に鯵を釣っている。
        ここでイベント。ベイトを蹴立ててシイラの群が港に入ってくる。
        ほぼ伊豆最南端のこの港では、何が起こるかわからない。
        防波堤で5kgの石鯛が釣れた実績も有る。
        一人のメッキ狙いの釣り人に聞くと午前中は釣れたようだ。

  12:30 妻良漁港。メッキ狙いの釣り人がいる。
        通過。
        子浦漁港。ここは、良くメッキが入ってくる。
        ボイルが3回ほど。チェイスは無い。

  13:30 松崎漁港。ここも有名である。
        過去33cmが上がった実績がある。
        しかし、今日は魚影も無くボイルチェイスも無い。

  15:00 某漁港。私のお助けポイントである。
        メッキは2度追いが有ったのみ。やる気が無い。
        ここで、根魚へ切りかえる。そしてポイントへ。

        一投目。着底と同時にヒット。
        20cmちょっとのカサゴである。

        


抱卵した20cmちょっとのカサゴ。

ルアー: 280円のシングルフックスプーンに
      フィンズフィッシュ

宮本氏に持ってもらった。


       2投目。同じく着底と同時にヒット。
       20cmくらいのベラである。

20cmちょっとのベラ
顔はぼかしたが、余計に気持ち悪い


         お助けポイントも去年、某ルアー新聞に紹介されて、ルアーマンが多くなってきた。
         ヒット数も激減したが、まだまだ、いるところにはいる。
 
         それとワームであるが、伊豆ではフィンズフィッシュが全般的に有効である。
         グラスミノーと並行して試してみたが、結果はフィンズフィッシュの圧勝である。

         少し場所を移動して、釣りを続ける。
         ここで、宮本氏にメバルがヒット。
         彼は、今年海外出張などで釣りをする時間がとれず、また、不調に苦しんだ。
         嬉しいヒットである。


嬉しいヒットである。

ちょっと顔がゆがんでいるが、本当は
もっと男前である。

ルアー : ジグヘッド+フィンズフィッシュ


  16:50   終了。土肥のスーパーでいつものように地魚を買って帰る。
          ここは、スーパーの割に品揃えが良いのでおすすめです。

  まとめ
   今年も去年同様にメッキは多いようである。
   ただ、海水温が高いせいか、青野川などの河川に魚影が薄いのが気になるところである。
   シーズンが進めば、良い釣りが楽しめそうである。

   お助けポイントは、去年に続いて海藻の生育が悪く、根魚、藻魚ともに苦労しそうである。
   去年このポイントは、某新聞に紹介されかなり叩かれてしまった。
   今でも残念で悔しく思っている。
   魚は全てリリースした。

   河口部でジグヘッドなどを使って根魚を狙っている人が時々いますが、
   魚影は薄いので別のポイントでやりましょう。
   カサゴ、メバルなどは、塩分濃度の高い水を好むので河口を避けるように分布します。
   タコもそうです。