帰省最後の日のメールです。
しばらく、このパターンでいきます。
青字は書き足したものです。


前回は、九州北部の厳しさを泣き事混じりに報告しましたが、九州最終日に良い結果を得ることができました。
なんだかうれしそう。
少々長いですが、ご勘弁ください。

4/20 ボーズの危機感から、福岡県と大分県の県境まで足を伸ばすことを決意する。
そんな大げさな。
フェリーとの兼ね合いで、勝負は午前のみとし、AM5:00に出発。

たびたび訪れる福岡県行橋市の野池に、まず立ち寄ることにする。
先行者無し。手早く一周を探り、40CM(元気が無かったので水中計測のため不正確)一匹
25CM〜32CM4匹を、釣り上げることに成功。

遅れてやってきた別の釣り人に最近の状況を聞いてみると、なんと前日に60CM弱が出たとのことで大変驚く。

時間もせまり、大分県側の野池に出発。
2年前の記憶を頼りに池を探すが見つからない。
潰されていました。
最近多いですね。
仕方なく、国道をフラフラと池を探しまわるが、これが幸いしました。
いつも見えてはいても、釣り人を見なかったため未調査の池がありました。
時間も無いため30分だけ試釣をすることにする。

バスが入っているのか不明なため手早く探ると、15分程で結果が出ました。

立ち木の影にショートキャストし底を擦りながら引いてきたスピナベにかすかなアタリ。
半信半疑で手を止めると生き物の動き。
即フックアップすると、スピードは無いものの強いトルクで抵抗します。
ようやく、水面まで上げてくると、やたらと体高が有る魚のシルエット。
まじで、巨大ヘラブナを釣ってしまったのかと思いました。
そんな馬鹿な。
そいつはバスでした。しかも、大きなプリスポーンのバスでした。
余裕で46CMを超える、卵でパンパンに膨れた腹を持つメスバスでした。
生まれて初めての抱卵した大型バス。
毎年目標に挙げ果たせなかった、雑誌でみるようなバスでした。
大喜びです。お気持ちお察しいたします。
釣れたら記念に写真を撮ろうと思っていましたが、車に置いたまま。
駄目です、この人。だから写真が貯まらないのです。
負担にならないうちにリリースしました。

最後の最後に良い思いができました。
今回のルアーは全てタンデムコロラドのスピナベでした。
この人は、春になるとスーパースピナベマンと称してスピナベを投げまくります。

不思議な経験
池へ向かっていると、民家の前で30過ぎくらいの女性が私の車に向かって手を振ります。
タクシーと間違えたと思い、通過してバックミラーを見ているとまだ、手を振っている。
ひょっとして何か困っているのかと慌ててバックすると・・
私 「どうかしましたか?」 女性が小走りに駆けてくる。
女性 「たばこを一本ください」
私 「はあ???」 と言いつつ煙草とライターを差し出す
私 重ねて 「何かありましたか?」
女性 それには答えず 「ありがと」 と小走りに立ち去り再び玄関前で、何もなかったかのようにたたずむ。
なんだったんでしょうか? ひょっとして幸運の女神様?
んなわきゃない!!
こんな事までメールしなくても良いのに。

ほのぼのした経験
最初の池で久しぶりに雷魚を見ました。
70CMくらいのペアで、小さなワンドで釣っている私の目の前にあらわれました。
距離は3Mくらいですか。 こちらの様子をしばらくうかがっていたようですが、そのうち潜水艦のように静かに沈んでいきました。
そして、別のペア。同じく70CMくらいのと、とてつもなく大きな一匹。
おそらく、一升瓶くらいの太さ。体長は1M以上。 独特の網目模様も消えた、
淡水の王者です。
同じくこちらをうかがっているようですが、別に逃げもしません。
迫力有る顔つきに小さな目まではっきり見えます。
彼らもそのうち、泡を吐き出しながらゆっくりと沈んで行きました。
その後、そのワンドで2回、爆発的に捕食する姿を見せてくれました。
その時の波でそのワンドはしばらく揺れているようでした。
それにしても、雷魚のペアは仲睦まじいものです。いつもよりそって泳いでいます。
この池は間もなく一面ハスの葉に覆われ、人間が手出しできない世界になります。
その時、彼らは光の届かない世界でプレデターとしての本領を発揮するのでしょう。
その後、この男は雷魚にはまるのであるが、この時点では知る由も無いのである。

追加
和泉大津でフェリーを降りて、仕事までの時間的余裕がありましたので、私の第2の趣味、ラーメンを食べるため、和歌山へ立ちよりました。
そして、開店まちの間に紀ノ川を見てきました。
彼はどこまで行ってしまうのでしょう?
印象は、う〜ん、パッとしません。
見た場所も悪かったのかもしれませんが、釣れそうな気がしませんでした。
神奈川県の相模川を広くした感じですね。 人は多かったですけど。
実際やってみないと分かりませんが、おそらく私はもう行かないでしょう。

大変長くなってしまい、申し訳ありませんでした。
関係者の方にはご迷惑をおかけしました。


はっきりしたプリスポーンバスを釣ったことがなかったので、
大変嬉しかったのを憶えています
しかし、すごいメールです。