水が無い
今年のお盆は九州に帰省しました。
実家では両親にこき使われたんで釣りをする時間が少なかったんですけど
一日だけ釣りが出来ました
でも親孝行は大切ですからね
8/18 さて実家での用事も一段落し今日は一日釣りである。
4時頃出発することにする。
まずは近所の野池にバスを狙うことにする。辺りはまだ薄暗い。
ここはバスと雷魚が混生する池である。バスは50upの期待が出来る池である。
池に近づいて愕然とした。岸際に水が無い。
手前側はただの泥沼になっている。
わずかに水が残ったところにも魚の気配が無い・・・・・・
終わったようである。
今年はこの地方は雨が少なかったようである。
両親は一月以上も一滴の雨さえ降っていないと言っていた。
新聞にも水不足が取り沙汰されていたが、目の前に現実を突きつけられた気がする。
移動である。
近くの池をいくつか巡る事にしたが、全て同じ状態である。
不思議な事に2つの雷魚池は水が残っていて、捕食音が聞こえる。
しかし、今回はバスを釣りたいのでホームのダムへと移動する事にする。
約一時間の移動で油木ダムへと到着した。
ここは過去、3時間ほどで60匹のバスを釣ったことがある。
この時はあまりにも釣れ過ぎて、止めてしまった程であった。
はたして今日は。
枯れていた・・・・・・
完全に干上がっていた訳では無いが、いつものシャローは泥沼である。
陸っぱりではルアーが水面に届かない。
また降りる事のできたエリアも足元が深いガケになってしまって危険である。
元々このダムは水漏れがするマヌケなダムなのだが、降水量が少なくてはひとたまりもなかろう。
この後、数ヶ所の釣り場を回ったがまともに釣りのできるエリアが見当たらない。
・・・・・・・・・・
バスは諦めよう。この時、8時。
雷魚を求めて移動する事にする。
とりあえず、父に聞いた昔の雷魚エリアへと向う。
200km弱の移動である。
もうそのくらいの移動は、なんて事は無い。
クリークと埋立地の残存池を約2時間かけて探る。
どのクリークも3面護岸の15cmくらいの深さである・・・・・・・・
雷魚は居ない・・・・・・
親子連れの釣り人に尋ねると、20cmくらいのは時々釣れるらしい。
諦めた・・・・・・・・・この時、12時。
暑い。
釣りどころではない。ちょっと買物をする事にした。
100km程移動し目当ての酒屋へと到着した。
狙いは芋焼酎、「森伊蔵」である・・・・が、無い。
とはいえ、名品「里の曙」を入手する。
この時13時半。
さて釣りをしよう。実績の有るエリアと言えば・・・・・・
200kmほど北上する。
ここは雷魚が溢れるクリーク地帯。
日本一のエリアである。ようやく釣りになりそうである。
初夏に良かったエリアを順番にチェックする。
しかし様子が変である。
水位がやけに高い。アタックも無い・・・・・・・
何ヶ所か探ってみたが状況は変わらない・・・・・・
ここで、思案を巡らし去年の夏に良かったエリアを攻める事にする。
ところが、頭を使い始めた途端にドシャブリの雷雨である。
バチが当たった・・・・・
どうやらこの辺りは毎日こんな調子で雷雨が来ているらしい。
水位が高いはずである。
この雨が少しだけで良いからバス池に降ってくれたら・・・・・・・
とりあえず雨は無視して釣り場へ入る。
なんだか一匹だけ元気の良いのが居て、小魚を追い掛け回している。
辺り一面に小魚がパニックを起こしている。
魚がよく出ている場所をめがけフロッグをキャストしてテロテロと引いてくる。
と、いきなりのアタック。
オープンエリアでのファイトなので走る走る。
元気一杯の78cmである。
コンディションの良い78cmです。
何を食べたのかお腹がパンパンです。
クリーク一面で大暴れしてくれたせいか、その後のアタックは無かった。
移動である。
次は私の最大魚83cmが出たクリークである。
ハスのエリアで数投・・・・・・・出ない。
狭いクリークの中・・・・・・
出た。が、小さい。
フロッグが食えなくて鼻面で何度も突き上げてくる。
面白いので10投くらいして遊んだ。アシカの曲芸である。
それに続くウキクサエリア。
一投目。反応が無い。
木が繁るシェードを狙ってフロッグをキャストする。
と、後ろのウキクサがモア〜っと盛りあがる。
フロッグをスローに引く・・・・ウキクサの盛りあがりが着いてくる。
ちょっとスピードを上げていきなり止めた、途端にアタック。
全力でフッキング。乗った。
ラインがウキクサの浮かんだ水面を切り裂く。
縦横無尽に走りまわった相手は、81cmの雷魚だった。
写真を撮ってもらおうと思って魚を
持ち上げた途端に後ろにひっくり返ってしまった。
既にバランスを崩しています。
通りすがりのオバサンに頼んだのですが、
雷魚にビビッていたので撮り直しをお願いできませんでした。
ちょっと痩せてるのが気になります。
この後は新しいエリアを開拓するために、南下することにした。
そのエリアではアタックもかなり有り来年の楽しみと言ったところである。
バス釣りがちょっとピンチです。
九州ではバサーが多いので釣り場に困る事があります。
今回干上がっていた池はその中でも比較的空いている池だったのでショックは大きいです。
次回はバス釣りのために新規開拓したいものです。