北へ逃げる
関東地方の台風から逃げて東北へとやって来ました。
雷魚もやったので場所は明かせないんです。
済みません。
7/7 今日は七夕である。目出度いので釣りに行く。
関東地方には台風が近づいて来て、今日、明日あたりに暴風雨圏内に入るようである。
東北地方に気になるエリアが有るので、今日はバスと雷魚を探しに野池探索の予定である。
のんびり準備していたら、4時になってしまった。
ちょっと遅くなってしまったが出発する。
外は台風の前触れの雨が降っているようである。
高速道路に乗ると、雨が強くなってきた。少々怖いが遠慮無く飛ばす。
そして、東北道に別れを告げ本州の背骨を越えるために山越えに入る。
雨は止まないが、少しづつ雨足が弱まってきているようだ。
そして、長いトンネルを抜けると、いきなり青空が広がった。
どうやら台風から逃げ切ったようである。
暑い一日になりそうである。
約5時間を要して目的地に到着した。
地形図を開き、目標を探して行く。
まず一つ目の池。
高速道路に面してヒシのカバーに覆われている池である。
池への道を探すが、なかなか難しい。
アプローチするべきルートが見つからない。
仕方なく離れた場所から、藪こぎしながら接近し池へと到着した。
しかし、アメンボしか居なかった。それとカエルが少々。
まあ仕方が無い。野池探索は、こんな物である。
エリアにもよるが、バスが入っている池は5割が良い所だろう。
次の池へ。
比較的大きな池である。クリアウオーターでカバーは無い。
スピナベをセットしキャストしてみる。
左の岸際へ数投。正面へ数投。右の土手へ数投。
反応は無い。
しばらく水中を眺めてみるが、バスどころか小魚一匹居ない。
水面にはモジリさえ無い。
残念ながら諦めて、地図上に大きなバッテンを付ける事にした。
近くの池へと移動する。ヒシのカバーに覆われた池である。
ここは魚の気配が有る。
フロッグをセットしたタックルでカバーの上を探る。
土手に面したカバーエリアをくまなく打つが、反応は無い。
コイがパクパクしているだけである。
足元の水辺に魚の陰が見え隠れするが、コイとフナばかりである。
バスはおろか雷魚も居ないようである。
バッテンを付けた。
次の池へ。
公園になっていた。
カバーは有るが、投げる気もしない。
次へ。
水が無かった。
次へ。
水は有るが、生き物はアメンボだけだった。
次へ。
どちゃ濁り。お汁粉のようなネットリした水である。
退散。
10ヶ所くらいの池を探索したが、どうやらこの辺りの池には
バスも雷魚も居ないようである。
水の無い池が多く、有っても最近溜まった水のような印象である。
ここで、大きく移動する事にする。
エリアを変えて、海側へと移動する。
目的のエリアに到着するまでに、取り残された旧河川を発見する。
カバーはヒシである。
とりあえず、フロッグをキャストする。
と、出た。
雷魚だろう。
続けてキャストすると、小さくシュボッと出た。
思いきりアワセをくれると、ブレードをくわえたチビ雷魚が空中に吹っ飛んでバレタ。
びっくりしたようで、ジャンプしながら逃げて行く。
少し移動して、ゆっくりとフロッグを引いていると、今度は元気良く出た。
なかなか元気が良い。
ヒシモを頭に被った、70cmくらいの一匹。
写真はとらずに、足元でロッドを揺するとうまくフックが外れて大慌てで泳いで行った。
その後、数投して魚が出る事が確認できたので、地図へ○印を付けて移動する事にした。
今日は釣る事よりも、フィールドの探索がメインである。
エリアを変えて、大きな旧河川跡へ。
ヘラ師が一人居た。カバーも薄い。
スピナベを数投したが、反応は無い。
もう一つの旧河川へ。
おじいさんが一人だけ、フナ釣りをしている。
カバーは無い。
キャストもせずに退散した。
別の大きな旧河川へ。カバーが豊富なフィールドである。
水面を見ていると、雷魚の捕食音が聞こえてくる。
道路沿いに一人の雷魚師がいたので、挨拶を兼ねて調子を聞いてみた。
無視である。
ちょっと間が空いてから、地元の人間かと聞いてくる。
また間が空いて、いつ来たのかと聞いてくる。
今日の朝だと答えると、馬鹿にしたように明日からはもう釣れないと言う。
何なのだろうか?
この場所でやる気が失せてしまったので、別な場所へと移動する。
途中で2〜3人の雷魚師を見かけたが仲間だろうか。
近くの旧河川へ。
なかなか良さそうだが、反応は無かった。
結局近くに宿を取り、先程の小さな旧河川に戻って夕方まで釣ることにした。
出るには出るが、小さな雷魚を一匹追加しただけに終わった。
しかし、この辺りにはバスは入っていないのであろうか?
どうしてもバスのフィールドを探す事ができません。
どうしたもんだか。