強風の一日

2日目の日記です。
雷魚もやったので場所は明かせないんです。
済みません。


6/25 今日はバスと雷魚の日である。
      下道の高速バトルを制して、ようやくたどり着いた。

      ここは、大きな島が中心に有り、周りを水路で囲まれた湖である。
      一周するのには一時間はかかるだろう。

      釣りに使える時間は約6時間、バスに3時間、雷魚に3時間とゆうところである。
      

      まずは、東側の水路へと足を運んだ。
      右斜め〜正面から、強い風が吹いている。
      スピナベを結んだタックルを取りだし、キャストし始めた。
      が、投げる事ができない程の風である。
      3投ほどして諦めた。

      管理人にしては、良く辛抱した方である。

      仕方なく、南側へ入る。
      真正面からの、猛烈な風。
      護岸に降りた瞬間に、きびすを返す。
      
      こんな所に用は無い。

      西側へと移動する。
      なんと、ここでも向い風である。
      水路に沿って、風が周っているようである。

      しかたなく、西側に有る橋の下に陣取り、チマチマとキャストを繰り返す・・・・

      はずだったが、猛烈に怒りが込み上げて来た。

      去年もこの湖では、手ひどい目に会っている。
      今度はマトモに釣りさえさせない気らしい。

      よし、分かった。
      大きくうなづいて、退散する事にする。
      管理人は極めて淡白な性格である。

      風裏になりそうな野池を探す。
      残された時間は1時間ほど。

      4つ目の池で、ようやくバスの姿を発見した。
      土手の上で、手を振っているとコバスが挨拶に来た。

      最も手っ取り早い、バス発見の手段である。
      必要に応じて、タオルを振りながら踊り狂うのも効果的である。
      バスが居れば、必ず様子を見にきてくれる。
      しかし、農家の人に見つかって怪しまれる可能性もある
      と言うよりも有った。

      やっと見つけた池に立ち、スピナベをキャストする。
      立つ場所は一ヶ所だけなので、10投程度で勝負は決まるだろう。

      まず、左側のブッシュの影。
      2投目で、微かなバイト。フッキングミス。
      2回キャストしなおすが、もうバイトは無い。

      正面に3投。反応は無い。

      右側のブッシュと倒木に向ってキャスト。
      水中の倒木にスピナベが当たる感触が有る。
      その時にバイト。フッキングミス・・・・・

      そのまま引いていると、また倒木に当たる。
      バイト。乗った。

      元気一杯なバスである。しかし、30cm程度。
      とはいえ、釣られた事の無さそうな綺麗なバスであった。

      その後、数投したがバイトは無かった。

      時間が無くなった。
      次は雷魚である。

      近くの野池へと移動する。

      今年は初めて訪れるので、多少心配である。
      水さえ有れば、釣れるのは間違いないのだが・・・・・

      土手に登り水面を探す。
      有った。
      と、いきなり雷魚の捕食である。
      あちこちでトンボをめがけてジャンプを繰り返して、水面がにぎやかである。

      まずは一投。
      着水と同時に出る。
      が乗らない。

      ここの雷魚は、とにかく出るのだがほとんど乗らないのだ。
      トンボを捕食しているせいか、体当たりが多い。
      イルカの曲芸のように、鼻先で突き上げてしまう事も多い。

      2投、3投・・・・とにかく出る。
      少し移動しながら、キャストをして行くが、結局どこでも良いのである。

      土手の中心まで移動して、キャストを繰り返す。
      出る。
      手前まで引いてくるまでに4回出た。

      何回出ただろうか・・・・
      そのうち、運の悪い一匹がフロッグを咥えた。
      70cmくらいの魚である。
      藻ダンゴになってしまった。


70cmくらいの一匹。
藻の塊になってしまって、なんだか分かりません。

  

      その後も出続ける。
      が、乗らない。

      しかし、楽しいものである。

     その後、数匹の魚を追加して、バスの不振のウサバラシをしたのである。


しかし、いつになったらマトモにバスが釣れるのでしょうか?
本来は雷魚の方が釣れない魚だと思うのですが・・・・
両方の魚を追いかけるのは、管理人には無理が有るのかもしれませんね。