関西の釣り


フェリーまでの待ち時間を釣りに当てました。
私のホームグラウンドと言える場所です。
目標はバス5匹とライヒー5匹ですが・・・・


4/28(木)
      GWの始まりである。

      管理人は仕事を片付けるために徹夜もした。

      機嫌が悪い。
      近づく者は、憤怒の炎に焼かれるであろう。

      受け付けのお姉ちゃんにお菓子をあげた。
      電話は後輩に回してくれるだろう。

      後輩にはしっかり脅しをかけた。
      弱肉強食である。

      管理人は釣りのためなら、悪魔やら天狗やら河童やらとの契約も辞さない。
      狸やら狐やら犬やら猫やらでもかまわない。
      当然の事ながら、管理人は契約なんぞを守るつもりも無い。

22:00 出発。
      快調に高速道路を飛ばす。管理人はいつものように130kmで巡航する。


      目の前にトラックが現れたので、軽いフットワークで追い越しをかけた。
      と、右側に大きなうなり音が・・・・・
      ここは追い越し車線である。

      白のワゴン車が、追い越し車線の更に右から、追い越して行く。
      ドライバーはセナであろう。

      加速が足らず、トラックとワゴンに挟まれて200mほど、並走するハメになった。

      真っ暗な闇の中、2車線を3台で、130kmのサイド・バイ・サイド。

      管理人には、死兆星に手が届くかに思われた。
      しかし、わずかに飛距離が足りない。

      逆上した管理人は、やにわにワゴン車の追撃体制に入った。
      ドライバーはマンセルである。

      セナは周回遅れを巧みにかわしながら逃げて行く。
      マンセルも車を左右に振りながらセナにプレッシャーを掛ける。
      人生のチェッカーフラッグは間もなくである。

      しかし、すぐに飽きてしまった。
      マンセルは一つの事をやり続けられるほど、脳みそにシワが無い。
      マンセルである。
      
      次回出会った時のために、力を溜めて置くことにする。
4/29(金)

 6:00 到着。
      まずは、いつもの野池へ。
      でかいバスが居るが、釣れた事は無い。
      
      スポーニングエリアをチェックする。
      バスとギルのネストが見られるはずである。
      バスのネストの跡が有る。
      ギルのネストは無い。

      アフターか・・・・・
      管理人は呟いたが、別に釣り方が変わるわけでも無い。
      スピナベを投げ倒して、チビバスが一匹だけ。
      


      仕方なく他の野池を探る。
      地図に無い野池。
      山の上のダム池・・・・・・・・
      小さいのが合計5匹釣れただけで、リミットに達してしまった。

      ライヒー池へと移動することにした。

      まず、一つ目の池。
      シーズン中は、ウキクサに覆われる池である。
      しかし、カバーが少ない。
      雷魚は見えるがアタックは無かった。

      いつもの池へ。
      この時期にも関わらず、ウイードがビッシリである。
      スイレンも池を覆っている。
      アタックも頻繁に有るが乗らない。

      しばらくすると、池の周りの畑の持ち主が現れた。
      ちょっと目が悪いお婆さんである。
      ポイントを休ませるためにも、いつも通りに世間話をする。
      毎回、関東から来た話をして、毎回驚いている。

      庭を通してもらって、もう一つの池へ。
      しかし、アタックは有るがなかなか乗らない。
      ライヒーは魚が小さいので、乗りにくいようだ。

      池を2周したところで、ようやく運の悪いライヒーがフッキングした。
      半年振りのライヒーである。
      模様が鮮やかで美しい。





















関西のライヒーです。
ちょっと蛇みたいですけど、実物は可愛い。
綺麗ですよ。



      さて、明日は九州である。
      今日のところは無理をせず、早めにフェリー乗り場へと向かうことにしよう。