作戦崩壊


メンバーは、Thousand Lakeのまさゆき氏(ま氏)。
       王道の高田氏
       常連さんのセンチャン(セ氏)、KENKENさん(K氏)
       と、管理人の私です。
作戦も立てていたのですが・・・

いつも通りに、悪意は有りませんので・・・・



3月19日

  6:00 高田氏の号令により、競技は開始された。

       管理人には2つの作戦が有った。
       1つは、春の定番、スピナベのスローローリングである。
       更にパートナーであるK氏に、下見で実績の有るクランクを引いてもらう作戦である。
       早めに釣り運の強いK氏に魚を揃えて貰えれば、2つ目の作戦へと移行する。

       風紀委員長の高田氏の目を盗み、さりげなくライバルの足を引っ張るのである。

       作戦を完遂するためには、早めに魚を揃える必要が有る。
       管理人は、スロ〜、スロ〜と呟きながらスピナベを引き始めることにしたのである。

       この時、ま氏が傍らを、離れた水門へと歩むのに気が付いたが、第2の作戦には少々早いだろう。

       そして、2投目の事である。
       ガツンと強烈なショックが手元に訪れた。


       当然の事ながら、根がかりである。ゆっくりと引き過ぎたようである。
       土手の上に戻り、再度スピナベを結んでいるとセ氏から歓声が上がった。

       そちらに目をやると、早くも、ま氏がバスを抜き上げる瞬間であった。
       一投目のことらしい。セ氏も嬉しそうである。
       ま氏とセ氏はパートーナーを組んでいるが、自分が釣ったのでもないのに
       本当に嬉しそうである。
       とことん、良い性格なのであろう。

       計測の結果が出た。
       結果は、32cm。まずまずであろうか。
       第2の作戦のバリーエーションを試すことにする。
       
       「15cm」ですね。
       と、管理人は重々しく宣言したが、たちどころに却下されてしまった。


       セ氏はまだしも、ま氏は、なかなか手強いようだ。
       さすがにワルモノの匂いがするだけ有って、世慣れているようである。

       

       しかし、先に魚を釣られてしまうと、第2の作戦が通用しなくなってしまう。
       先行しておいて、ライバルの足を引っ張るのが、正しい戦略なのだから。
       今にして思えば、ま氏の水門行きを阻止出来なかったのが痛い。


       やむを得ず次の作戦である。
       管理人は高田氏の方へ、「かなり大きいようです」とご注進に赴いた。

       当然では有るが、動揺を誘うのである。

       しかし、高田氏は気にも止めないようである。
       よく見ると今度は、おでこに「集中!」の文字が点滅している。

       ここに来て、管理人は作戦が瓦解したのを確信したのである。

       それにしても、K氏はどこまで行ったのであろうか。


とりあえず、ま氏の一匹です。
作戦は崩壊し、魚も釣れない。
パートナーのK氏はどこにいるのか?

しかし、日記を終わるのにいつまでかかるのでしょうか・・・・