3次実習試験の体験記

 ここには、3次試験の感想を守秘義務に触れない部分のみ記述しています。
よって、詳しいことは書けませんが、自分が実習を受ける前に不安に思って
いたことを解決する部分を中心に書きたいと思います。

期間・時間について

 期間は約2週間。間に1日だけ休みがあります。土日は休みでは
ありません。一番の問題は会社を休めるかどうかでしょう。2次に
合格したら、すぐに休みを取れるよう努力しましょう。周りを固めて
きちんと休める体制を取る、これが一番の問題です。

 実習中の時間はグループによって違います。徹夜するグループも
いれば、夕方には切り上げるグループもいます。概して、グループ
内での話し合いがうまくいかないと夜遅くなるケースが多いようです。

方法について

 あまり詳しいことは書けませんが、指導員の先生(もちろん診断士
の方です)が1名ないしは2名、各グループについて下さって、
ご指導下さいます。グループは5名または6名。

 実習は実際の企業を訪問し、その診断報告書を書くというもの
です。この内容は守秘義務にあたるかもしれませんので、書く
ことが出来ません。

実習場所について

 グループによっていろいろです。指導員の先生の事務所を使わせて
頂けるところもあれば、公民館のような場所で作業する場合もあるよう
です。自宅から遠い場合もあれば、近い場合もあるようです。これは
一概に言えません。が、グループ員はそれぞれ近い場所の人が多い
ように感じました。

全体について

 詳しいことは書けないので、あまり参考にならないかもしれませんが、
基本的には絶対楽しいものです。ある程度の金銭的負担を強いられ
ますが、本当に楽しい試験です。時にはグループ員と意見が合わない
ことで、いらいらすることもあるかもしれませんが、それも終ってしまえば、
人によっていろいろな考え方があるものだと納得できるものです。

 それから、これからの時代、パソコンは絶対に必須です。手書きは
厳しいものがあります。一つは指導員の先生にご指導頂いた結果で
書きなおす部分が必ずありますので、手書きではきついです。また
デジカメで必要な帳票をメモがわりに撮影出来たりすると便利です。
ビジュアルな報告書は説得力もありますし、それを作るには手書きでは
なかなか難しい部分が多いでしょうから。

 2次試験までの厳しい日々とは違う、これから取得できる中小企業
診断士のほんの一端ですが体験できることは、楽しい日々です。

 来年、3次を受ける方に一つ言えることは、「一生懸命やって楽しんで
ください」ということです。


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