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サービスとは
危険性
止め方
◆設定ファイル

起動サービス

 今回は、サービスについて考えます。最近、だんだんと通信料が安くなる傾向がありますが、安くなったからといって、安易に常時接続などするとセキュリティの問題で痛い目に会うかもしれません。それを避けるためにOS起動時に同時に起動されるサービスについて考えてみます。

サービスとは

 まずサービスとは何か。デーモンとも言います。これは常駐プログラムと考えてしまえば簡単です。例えば、httpdというデーモン(サービス)は、ネットワークを通じて別のパソコン等がそのサーバに対して、URLを指示して「ホームページのデータを送ってください」という要求を処理して、いわば、サービスしてくれるプログラムです。
 他にも代表的なものに、ftpd(ファイル転送サービス)、crond(自動実行サービス)、syslogd(システムログサービス)などがあります。他にも沢山あります。
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危険性

 さて上記でも危険性について「痛い目に会う」という表現をしていますが、どういうことでしょう。常時接続というのは、読んで字のごとく、「常にインターネットに接続されている」わけです。自分のパソコンを常に人前にさらけ出しているわけですから、何か防衛策を講じていないと戦場で丸腰で立っているようなものです。
 良く聞くファイヤーウォールはこの防衛策の代表ですが、まぁ、個人のパソコンでそういうものを用意することもないでしょう。が、企業のサーバはそうはいきません。様々な手を講じておく必要があるでしょう。
 その1つが「無駄なサービスを立ち上げない」ことです。要は余計なことをさせないわけです。
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サービスの止め方

 さてサービスの止め方です。まずは何が動いているかを確認しましょう。X Windowなら大体Runlevelエディタというのがありますので、それを使ってみましょう。下の画面がそれです。
 このRunlevelエディタはRunlevelによってどのサービスを起動する/しないを設定できるものです。Runlevelについてはここでは言及しませんが、UNIXのOS起動種類くらいに考えてください。
 ちょっと小さくて見にくいですが、大きい画面を見たい方は、左の画面をクリックしてください。
 画面上には追加、削除、編集等のボタンがあり、これらで中身を編集して、不要なサービスを起動しないようにできます。
 問題は、どのサービスは起動しておくべきで、どのサービスは危ないから止めておくべきかというところです。が、ここでは止め方のみ、まず勉強しておきましょう。各サービスについては少しずつ勉強を進める予定です。
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