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ネットワーク1

 今回は、ネットワーク設定をしみます。まずは家の中で小規模LANを構築するためのLANカード設定等を手始めに行います。ネットワークの最終目標はWindowsとの接続によるファイル共有と、PPP接続サーバの構築により家の外からのアクセスです。

まずはカードが認識されているか確認

 実は私のPCに入っているカードはWindows98にドライバが対応しておらず、おまけにそのカードメーカのホームページをみたら、98対応のドライバが無いことがわかりました。ということで、Linuxで使うことを決意したのです。
 前段はこれくらいにして、まずはLANカードは認識されているのかをチェックします。本来なら起動時のメッセージを目をさらにして見るのですが、早くてどんどん流れて行ってしまうので、わかりません。そこでコマンドの登場です。次のようなコマンドをたたきました。
dmesg | grep eth0
 このコマンドの意味は起動時のメッセージを再表示(dmesg)して、eth0という文字列がある部分を抜き出す(grep)というものです。eth0というのはイーサネットカードの頭文字+0です。要はデバイス名ですね。LANカードのデバイス名はこれのようです。
 で、結果は、きちんと認識されていました。聞くところによるとプラグアンドプレイのLANカード(特にPCI)は結構認識するようで、また多くのLinuxディストリビューションが初期設定で使えるようになっており、カーネルの再構築はいらないようです。
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GUIによる設定

 さて、認識したカードに設定を加えます。LANで大事なのはIPアドレスとhostsファイルの設定です。LinuxではGUIで設定が出来ます。下記の画面です。これはネットワークコンフィグレータです。AdministrationのメニューからNetwork Configuratorを起動することになります。
 向かって右上の画面がホストのIPアドレスを管理するhostsの設定です。
 画面左下がカードのIPアドレスを設定する画面です。
 今回は家庭内LANですので、ローカル用のIPアドレスの範囲を使います。

Linux:192.168.0.2
Client:192.168.0.3

とします。
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設定ファイルはどうなったか

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pingが通った
  めでたくpingが通りました。pingというのは
ping 192.168.0.2
という風に使い、相手とのネットワーク通信がうまく行っているかを確認するコマンドです。LAN接続をして、ClientのPCから上記のpingを打ったら、ちゃんとreplyが帰ってきました。バッチリです。
 次回は、Sambaの設定をします。Sambaって何?という方はこちらからお問い合わせを。
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